おかあちゃん、今日は朝から蒸し暑い。
いつも、6時ごろには散歩に連れて行っていたんだけど、この頃少し遅くなった。
7時過ぎは、もう暑いよ。ワン子が、昨日 お昼に散歩に行こうと言うので、連れていったら
とっても、しんどそうだった。ハァーハァー言って可哀想だった。
だから、今日は、早めに帰って来たよ。他のワンちゃんにも会わない。もっと早く散歩して
いるんだね。私も、明日からそうするよ。

おかあちゃん、泣くよ。でもね。少し前とは違う気がするよ。何がって考えると分からない。
でも、泣く事は無くならない。何年経っても、変わらない。それが色んな人の話を聞いて
分かったので、泣く事を無理に止めないよ。
長く長く一緒にいたもんね。忘れるなんて出来ないよ。
こんな暑い日でも、おかあちゃんはお仕事してたね。2階は本当に暑いね。
おかあちゃん、クーラーをつけてたけど、暑くてたまらなかったと思う。
おかあちゃん、いつも暑いって私に言ってたのに、昼間 家にいない私は分かろうともしなかった。
ごめんね。天井裏に、熱を吸収するシートを引けばいいんだって。
他にも方法があったかも知れないね。それを1番に大工さんに相談すべきだった。
おかあちゃん、ごめんね。今 分かる事が沢山あって。
私ね。つづれ織りをしていたおかあちゃんが好きだったのに、なんで1枚も写真を撮っておかなかったんだろう。
杼【ひ】という糸を巻き縦糸の間に入れて織り上げていく。整理してたら、出てきたんだ。仏壇に置いたよ。
おかあちゃん、懐かしいでしょう。喜んでくれたかな。いつか必ず織機の模型を作くるよ。

優しいおかあちゃんは、お仕事をしている時は、声を掛けられないほどだった。
子供でも、分かったよ。今は、お仕事だからって。
お仕事しながら、私を育ててくれた。小さな私を置いて外に働きには出られないと、選んだお仕事。
皆さんは、小さな頃から綴織をされているが、おかあちゃんは、私が生まれてから始めたので
大変だったんだよね。少し大きくなった時、誰かから聞いたよ。
ありがとう。私は、寂しくなく大きくなれた。高校生になって、私には初めての経験。
おかあちゃんがお勤めに出た。帰宅すると、おかあちゃんがいない。鍵で開けて家に入る。
冬は特に、寂しくて、寂しくて泣いていたね。帰って来たおかあちゃんが、びっくりして
「どうしたん。どうしたん。」と抱いてくれた。
「寂しかった」と言う私を、「あほやな。もう大きくなってるのに。そんな事やったら、おかあちゃん
心配で行かれへん」そう言って、涙を拭いてくれた。
おかあちゃん、今は涙を拭いてもらえない。私は、後 何年生きるのだろう。
やっぱり寂しいよ。おかあちゃんのいないこの世は。
辛いよ。悲しいよ。生きる事に、喜びがないよ。
だけどね。生きたいと願う人が生きられない。それを思うと自ら命を粗末にす事は罪だと思う。
生きるという事は、生かされているという事かな。
大切な人をなくすと、誰もが 生きていけないと思うのかな。
生きるよ。大切に生きるよ。
おかあちゃん、テレビでね。お母さんを亡くされた方が、赤い糸で結ばれている。
だから、私も、おかあちゃんとの絆がいつまでも結ばれているようにと手と足に巻いたよ。
それから、お位牌にも巻いたの。おかあちゃん、いついつまでも、一緒だね。とても嬉しいよ。

おかあちゃん、ありがとう。好き好き好き好き好き。大大大大大好き。愛しているよ。
これからも、ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ。よろしくね。
いつも、6時ごろには散歩に連れて行っていたんだけど、この頃少し遅くなった。
7時過ぎは、もう暑いよ。ワン子が、昨日 お昼に散歩に行こうと言うので、連れていったら
とっても、しんどそうだった。ハァーハァー言って可哀想だった。
だから、今日は、早めに帰って来たよ。他のワンちゃんにも会わない。もっと早く散歩して
いるんだね。私も、明日からそうするよ。

おかあちゃん、泣くよ。でもね。少し前とは違う気がするよ。何がって考えると分からない。
でも、泣く事は無くならない。何年経っても、変わらない。それが色んな人の話を聞いて
分かったので、泣く事を無理に止めないよ。
長く長く一緒にいたもんね。忘れるなんて出来ないよ。
こんな暑い日でも、おかあちゃんはお仕事してたね。2階は本当に暑いね。
おかあちゃん、クーラーをつけてたけど、暑くてたまらなかったと思う。
おかあちゃん、いつも暑いって私に言ってたのに、昼間 家にいない私は分かろうともしなかった。
ごめんね。天井裏に、熱を吸収するシートを引けばいいんだって。
他にも方法があったかも知れないね。それを1番に大工さんに相談すべきだった。
おかあちゃん、ごめんね。今 分かる事が沢山あって。
私ね。つづれ織りをしていたおかあちゃんが好きだったのに、なんで1枚も写真を撮っておかなかったんだろう。
杼【ひ】という糸を巻き縦糸の間に入れて織り上げていく。整理してたら、出てきたんだ。仏壇に置いたよ。
おかあちゃん、懐かしいでしょう。喜んでくれたかな。いつか必ず織機の模型を作くるよ。

優しいおかあちゃんは、お仕事をしている時は、声を掛けられないほどだった。
子供でも、分かったよ。今は、お仕事だからって。
お仕事しながら、私を育ててくれた。小さな私を置いて外に働きには出られないと、選んだお仕事。
皆さんは、小さな頃から綴織をされているが、おかあちゃんは、私が生まれてから始めたので
大変だったんだよね。少し大きくなった時、誰かから聞いたよ。
ありがとう。私は、寂しくなく大きくなれた。高校生になって、私には初めての経験。
おかあちゃんがお勤めに出た。帰宅すると、おかあちゃんがいない。鍵で開けて家に入る。
冬は特に、寂しくて、寂しくて泣いていたね。帰って来たおかあちゃんが、びっくりして
「どうしたん。どうしたん。」と抱いてくれた。
「寂しかった」と言う私を、「あほやな。もう大きくなってるのに。そんな事やったら、おかあちゃん
心配で行かれへん」そう言って、涙を拭いてくれた。
おかあちゃん、今は涙を拭いてもらえない。私は、後 何年生きるのだろう。
やっぱり寂しいよ。おかあちゃんのいないこの世は。
辛いよ。悲しいよ。生きる事に、喜びがないよ。
だけどね。生きたいと願う人が生きられない。それを思うと自ら命を粗末にす事は罪だと思う。
生きるという事は、生かされているという事かな。
大切な人をなくすと、誰もが 生きていけないと思うのかな。
生きるよ。大切に生きるよ。
おかあちゃん、テレビでね。お母さんを亡くされた方が、赤い糸で結ばれている。
だから、私も、おかあちゃんとの絆がいつまでも結ばれているようにと手と足に巻いたよ。
それから、お位牌にも巻いたの。おかあちゃん、いついつまでも、一緒だね。とても嬉しいよ。

おかあちゃん、ありがとう。好き好き好き好き好き。大大大大大好き。愛しているよ。
これからも、ズーとズーとズーとズーとズーと一緒だよ。よろしくね。