という訳で我が家に「ふうちゃん」がやってきた。
引き取る条件の一つが住む場所を用意できるか。

そう、犬小屋である。
引き取ると約束さえしてくれたら、完成するまで犬は預かりますよ。
一週間もあれば出来ますかねー。
獣医さんはそう言ってくれた。
しかし、これから長く続くだろう「ふうちゃん」との生活は一日でも早い方が良い。
だって一緒に過ごす時間がその分増えるのだから。
初めて動物病院で出会ったその日から取り組み始めるコトに。
犬小屋と言えばこんなイメージ。
でも自由に動き回れるこういうタイプも良いと獣医さんが言っていた。


なるほど。
この方が自由な感じで良い。
しかし、スチール製の市販品を買うと軽く10万円は越える。
高っ(>_<)

厚さ4センチ、長さ3メートルなので、長すぎる、そして重すぎるけど、せっかくだから活用するコトに。
さすがに全部使ったら重いので、骨組み部分にだけ使用して、他はホームセンターで軽い木材を買ってこよう。
うん、何とかなる…気がしてくる。
工具は友人に借りてきた。

さあ、家を建てよう!
DYIは得意ではないけれど、イメージを形にする作業は好きなボクである。
とにかく自由な犬小屋、いやみんぺー的犬ハウスを作ろう。
ワクチン接種二回目当日から始めたので、めまいでクラクラしつつ…。
モデルナアームの痛みに耐えつつ…。
二日で形に(笑)
不要なコタツ天板も利用したのだけど、これは車の排気ガスを防ぐという機能あり。
見た目が悪いので、コーヒー豆の麻袋を貼ってみた。



うん、悪くない。
押し入れに使用していたスノコを扉に利用したのだけど、強度に不安あったので木材で補強。

完成!
不安そうな表情のふうちゃんを新居?に入れてみた…
動物病院から我が家にやってきて一晩玄関で過ごしただけ…
え?今度はどこに連れて行かれるの…(>。<)?
やだよやだよーっ
そんなふうちゃんだ。
まぁ見た目はワイルドでイマイチかもしれないけれど慣れるよ、きっと…
どう?
…
隙間から即行逃亡(゚o゚;
全力ダッシュ(゚o゚;
な、な、なーにーっ!!
驚きと悲しみの表情を浮かべる家族の顔が浮かぶ(T_T)
ゴメンナサイ!!!

ついにスタートした犬との生活、二日目で終了。
…ってそんなのアリエナイ。
アッチャ、イケナイ。
ふうちゃんは、幸いにも道路で待っていてくれた(>。<)
いや、道路で立ち尽くしていた所を確保。
反省を生かし更に改良を加えるコトに。
もう見た目なんて気にしない。
そんな訳で、更にワイルドになった犬小屋が…
完成!!!
びっくりドンキーみたいで悪くないでしょ(笑)
住み心地が良いかは分からないけど、とりあえず二晩は過ごせた。






屋外とは言え、ガレージ内なので半屋外といった環境である。
このイメージとはかけ離れているけれど…

ふうちゃんを想い、3日間、時間と労力を費やして、一生懸命作った。
見た目は微妙だけど、立派な新居である(笑)
きっと住めば都ってやつで、快適な住まいになるはず…


今のところ、不安なので小屋の中でもリードは外していない。
ん?

じゃあこの形にした意味なくない(笑)?
以上、まだ自由ではない自由なみんぺー的犬ハウスを作ってみた話でした(^^)v