
新築した我が家に住み始めて一年半程経つ。
あーすれば良かった、あそこを、ここを、と不満が出てくるのが普通らしいけれど…
そんなコトもなく、満足度が高い理想の家に住めているコトが幸せだ。
ローンもまぁ組んじゃえば何とかなるもので、毎月コツコツと返済している。
そんな我が家のシンボルツリーは「さるすべり」だ。
亡くなる一年ほど前、自分の人生や内面を文章にしていた親父。
そんな親父が、大好きな孫達を喜ばせようと創作した童話の題名が「さるすべりの木」だった。
今、読み直しても正直意味が分からず、当然、孫たちにも伝わりにくい内容だ。
でも、それを書いている親父の姿を想うと温かな気持ちになる。
そんな愛の詰まった創作童話が由来している「さるすべり」は順調に丈を伸ばし、この夏、ピンクの花を咲かせた。
ボクの背丈より少し高い所に。
さるすべりの花言葉は「愛嬌」だ。
この花を見上げながら、愛嬌たっぷりだった亡き親父を想う。




そして、その根元に昨年植えたのが「彼岸花」。
元々は親父の実家がある大分に咲いていた花で、親父の母、つまりボクの祖母から津軽に住むボクの母に送られたのである。
何十年も前の話だろう。
そんな彼岸花が、津軽にある実家の庭で根付き、その花を昨年、母が送ってくれた。
すぐに「さるすべり」の木の根元に植えたのだけど、残念ながらじきに枯れてしまった。
残念だけど仕方ない。
しかし、その場所から新たな芽が出て、葉がつき、順調に成長した。
さるすべりの成長に合わせるように…。
気がつくと、つぼみがいくつも!
そして先日、ついに花が!
さるすべりと彼岸花の共演…
天国の親父もきっと喜んでいるだろう。
そんな感動的な良い話になるはずが…
これ、さるすべりじゃない(笑)!

え?
ユリ?
植えたつもりはないので、どこかから種が運ばれてきたのかもしれない。
ちなみに彼岸花はこんな花…



えー…っと…残念っ(笑)
きっと親父は天国から、嬉しそうに水をやるボクに声をかけていたんだろう。
おーい、みんぺー
それは彼岸花じゃないぞー(^。^;)
まぁいっか…(^^;) って。
ちなみに彼岸花(赤)の花言葉の一つは…
また会う日を楽しみに!
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