民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

運動会と児童養護施設職員

2019年09月21日 | 児童養護施設の仕事
本日は息子コキータくんの運動会。

悪天候男のボクが休みを取ったので台風接近による雨予報…

そんなお馴染みのパターンだったけど、ボクに負けない沢山の方々の想いのおかげで、奇跡的に曇り開催。

それは良かったのだけど、施設の子たちが通う小学校の運動会も同日同時間帯開催だった。

どっちを優先させる?

そんな質問、ボクには愚問である。

両方!

隣の学区のため、自転車をぶっ飛ばすと片道5分くらいで行き来できる。

ただし緩やかな坂なので移動は楽じゃない。

いや、かなりしんどい。

今日はそんな坂道を3往復しながら、我が子と施設の子たちを応援した。

両校のプログラムを見ながら、汗だくでチャリをこいで移動した。

太ももプルプル、汗だーだー。

そんな人、たぶんボクだけだったに違いない。

何はともあれ運動会っていいなーとしみじみ。
子どもにとっての運動会って人生の一大イベントなんだろう。

当日まで不安になったり、自信なくしたり、逃げようとしたり、言い訳したり。

施設で長年関わっているAくんは、リレー選手に選ばれてから、毎日どこかが痛くなり、毎日その手当をしてきた。

湿布貼ったり、腹痛の薬飲ませたり、バンソーコー貼ったり、嫌いなおかずを減らしてあげたり、学校に車で送ってあげたり…。

そんな関わりを6年間繰り返してきた。
そんな不器用な子たちが逃げずに当日を迎え、それぞれの全力を出す姿。

ウルウルした。

太ももプルプルになりながら頑張った甲斐、ありありだった。

さて、これからコキータくんとお風呂に入ろう。

コキータくんもまた、施設の子たち程ではないけれど、緊張しながら今日を迎えた。

リレー選手にはなれなかったけど、補欠として毎朝早起きして練習に参加してきた。

かけっこは残念ながら5位。

練習ではいつも3位だったけど、緊張して全力を出せなかったとのコト。

良く頑張った頑張った。

湯船に浸かりながら褒めてあげようと思う。

普段は家にいないコトが多いので、そういうひと時が大切なのである。

家庭との両立は楽じゃないけれど、太ももプルプルになってでも両立する価値あり。

児童養護施設職員はそんな仕事です。

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