民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

自閉症スペクトラム学会と児童養護施設職員

2019年09月01日 | 児童養護施設の仕事
二日間にかけて、自閉症スペクトラム学会主催「第18回研究大会@明治学院大学(東京)」に参加してきた。
昨年合格した試験と合わせて、これで「自閉症スペクトラム支援士スタンダード」資格申請のための条件を満たした。

※自閉症スペクトラム支援士については
こちらのブログで詳しくまとめられてます。

興味ある方は要チェック!

これからの児童養護施設職員は、自閉症スペクトラムへの専門性がますます欠かせなくなると確信している。

資格に恥じないように勉強しないとっていう自分へのプレッシャーにもなるだろう。

決して資格を取るコトが目的ではない。

学会というものには、これまで属したコトも参加したコトもなかったので、色々が新鮮で刺激的だった。

学会に参加する。

それだけで、何だか知識人になれた気がしてくる。

ボクは自閉症スペクトラム学会に所属してます…うん、悪くない(笑)全国から集まった今回の参加者は800人を越えていたと発表があった。名簿とかないのでよく分からないけど、大学の研究者、学校関係者、障害児(者)支援関係者が多い印象。

自閉症スペクトラムの特性による生きにくさと虐待の関係が色んな発表内で触れられていた。

だからこそ、最前線の現場の一つである児童養護施設で働く職員がもっと関心を持つべき資格ではないかな、とも思う。

まぁ色んな意味で疲弊して余裕ない業界でもあるからなぁ。

さて、学会とは読んで字の如く「学ぶ会」であり、勉強したい人が全国から集まってくる。それぞれの教室で「自閉症スペクトラム」をテーマにした様々な発表が同時進行で行われ、自分の興味関心のある所に移動して聴く、または参加する。

その繰り返しなのである。

真面目に参加すると心身かなり疲れる。

でも、義務や受身的ではなく、自分で決めて、選んで、お金と時間と労力をかけて参加した学会なので、とにかく有意義だった。

てか有意義じゃないと困る。

仮に有意義じゃなくても、有意義だったって言うだろう(笑)

自閉症スペクトラムという特性に悩みながら、様々な課題を乗り越えて生きてきた、そんな当事者の方の発表は心に響いた。

同じような境遇の方の力になりたいと資格を取得したそうである。

この資格取得を目指してから、いくつかの講義を聴講してきたけど、こんなきっかけなければ受けないだろう、そんな内容のも受けてきた。知らないコトを知って、新たな知識が増えるって面白い。

てか社会人になってから、したくてする勉強は面白い。
勉強好きじゃないんですー。

本読まないですー。

そんな後輩たちに、どうやってその辺を伝えていくか。職場全体の底力を上げて、更に専門的な支援者集団にしていくにはどうすれば良いんだろ。

とりあえずアルコールの力を借りないと…だな(笑)引き続き、楽しみながら頑張ろうと思う。

お疲れ様、自分。

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