民平的幸せ体感記3【40代編】

かつて世界一周一人旅をした「みんぺ~」のユルくてどうでもいいブログ。ちょっとハッピーな気持ちになれるとかなれないとか。

クラ中の娘、謙虚を知る〜吹奏楽の青春編〜

2020年01月06日 | 日記
そらネェは吹奏楽部のクラリネット奏者だ。

奏者っていうとなんか本格的な気がするので、クラリネット中学生(以下、クラ中)としておこう。

初めてコンクールを聴きに行った時の感想は⇒https://blog.goo.ne.jp/gogomingming/e/2bb3a6cf548e73238d0a1d7369e9b714

昨日は、アンサンブルコンテスト(地区大会)本番だった。

アンサンブル?

アンサンブルってのは、要は同じ種類の楽器奏者だけがグループになって演奏するコトらしい。

そのコンテストってのは、誰でも出られる訳ではなく、まずは部活内で選考会があって、そこで選ばれたグループだけがステージに上がれるらしい。

学校によって違うかもだけど、大規模校はそんな感じの様だ。

いくつかのハードルを乗り越え、本番のステージで演奏するチャンスを掴んだそらネェ。

参加するコトに意義がある。

いや、副部長でもあるそらネェの目標は、金賞をとって上位大会に上がるコト。

日常的にいつもそう口にしていたそらネェ。

初詣では人生初のお守り購入。
今までもお守りを貰ったコトはあるけど、目標達成のため、強い想いを持って自分で買ったのは初めて。

日々、勉強と両立しながら練習を重ねてきた。

学校で、そして自宅で。

「うるさい」と思う時も正直あった。

七重奏で成り立つ演奏な訳で、一人だけの演奏を聴いてもサッパリ訳が分からないってのがボクの正直な感想。

とりあえず一生懸命なのと、真剣なのは伝わっていたので「うるさい」は心の中に留めておいた。

昨日のアンサンブルコンテスト本番、ステージ上に立つそらネェは、流石に緊張していたけれど、演奏は上手だった。

素人のボクが聴いた感想だし、それ以上の表現は出来ないのだけど、七人が奏でる演奏は重なりあい、確かに一つの曲となり、ボクの耳と心に響いてくる。

音楽ってすげー。

そらネェってすげー。

素直に感動した。

演奏し終わり、満面の笑顔を見せてくれたそらネェ。
よく頑張ったね。

お疲れ様。

数時間後、ステージ上で結果を聞いて涙を流したそらネェ。

生まれて初めての嬉し涙なんだと教えてくれた。

金賞に選ばれた、そらネェたちのチームは、常連校の1位校とも僅差だったらしい。

よく涙を流してるイメージのそらネェ。

でも、今までのは感動したり、悲しくて流した涙で、純粋に嬉しさだけで流した涙は今回が初めてなのだそう。

メンバー同士、手首にこんなメッセージを書きあってステージに上がったらしい。
青春だねー。

結果発表後、顧問の先生からは「謙虚であれ」と話を受けた。

校内選考会で選ばれなかった仲間、コンテストで金賞になれなかった仲間がいる。

そんな仲間たちのためにも…

「謙虚な気持ちを忘れないように」

泣きながら話を聞くそらネェ。

副部長として、様々な想いが入り混じり、単純な嬉しさだけじゃない涙をなんだろう。

お疲れ様、そしておめでとう。

また一段、大人の階段を上ったそらネェである。

帰宅後、そらネェが少し気まずそうに声をかけてきた。

ねぇ、お父さん…

なになに!?

なんか感謝的な言葉とか来る!?

嬉し涙へのハードルが極めて低いボクは、スタンバイしながら優しく声をかけた。

今日は本当によく頑張ったね。

すごく上手だったよ。

どうした?
…ねぇお父さん…

謙虚ってどういう意味だっけ?

えっ(゜o゜;

頑張れ!クラ中(笑)!!!



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