ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 外苑の銀杏並木

2006-11-16 23:22:14 | 季節
やっぱり一人で神宮外苑の銀杏並木を観て来ました。
他の友だちを誘おうとも思いましたが、今日は
一人で行きたい! が強く・・・

中央林間から表参道に出て、銀座線で一駅
「外苑前」で降りました。

階段を登って左側に歩くと直ぐに
「神宮外苑いちょう祭り」 
「11/11(土)~12/3(日)」
の看板がありましたが・・・
銀杏は青々していて全く黄葉していません。

いちょう祭りの係りの人に聞くと、
今年はご存知の通りの暖かさで
「黄葉するのは25日以降12月3日あたりが見頃だろう」との事。

せっかくここまで来たからは、例え緑だろうと写さなければ!
いちょう祭り会場近くの噴水前から
青々した、あるいは黒々と聳え立ついちょう並木!




絵画館前の広場から
「なんじゃもんじゃの木」ってどれだろう?



絵画館


絵画館前の池には



普通は絵画館と略して言いますが、正式には
「聖徳記念絵画館」といって明治天皇・昭憲皇太后の
業績を後世に伝える為に造営されたものだそうです。

知らなかった!

入園料500円を払って入館しました。
その中には明治天皇を中心とした
大きな歴史画が有りました。

正面を右側に行くと日本画で

若き明治天皇がご進講を受けている図。
松林桂月の「鳥羽伏見戦」
堂本印象の桜の中の明治天皇。
西南の役の「熊本篭城」 など。


左側は洋画で、印象的だったのは
岩倉具視の病床を明治天皇が見舞う図でした。

岩倉は上半身を起こし、袴を布団の前に置いて
頭を垂れています。
天皇は白い軍服を着て配下を従えて近づいて来る図でした。

岩倉はその翌日の明治16年7月20日に
亡くなられたそうです。

こんな皇室の歴史を絵画で観るのは初めてで
新鮮な感じがしました。

帰りは明治記念館の傍を通りJRの「信濃町」に出ました。



信濃町の歩道橋から外苑、青山方面を見た風景




信濃町の駅ビル2階でイタリアンの店に入りました。
チーズのリゾットとコーヒーを注文しました。
一人か。さびしいな・・・

向かい側に娘が居たらな、思いました。
すると彼女が柔らかい笑顔で現れてくれました。
ちゃんと向かい側の席に座って
コーヒー飲みながら私を見て優しく笑っている!

一人じゃなかった。そうだ、あなたは居たんだね。いつも。
私が気がつかなかっただけなんだ。
もう会えないって、勝手に思い込んでいただけなんだ。
傍にいてくれるならもう寂しくないよ。

涙は流れたけれど、幸せになれたひと時でした。


12月になったら又来てみよう。


聖徳記念絵画館に入場する方の為にお得な情報!

いちょう祭りの会場に先に行ってパンフレットを頂くと
そこに絵画館に300円で入場できる割引券がついています。
12月3日迄の期間ですが、一枚で2人迄、500円の
入場券が300円になります。



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