「小川の辺」の控えめともいえる宣伝をテレビで観て、久し振りに
藤沢周平原作の映画を観たいと思い立ち、友人を誘って二人で
「小川の辺」を観てきました。
東山などの出演者たちも、みな素晴らしくて何不足なく、感動したのですが、
何に一番感動したかというと、それは太古から続くと思われるような
雄大な山の景色そのものでした。
まだ日本にこんな景色が残されていたのか、
そして、これからもはたして残っ . . . 本文を読む
我ながら「龍馬伝」マニアになっていると思う・・・・
昨日の日曜日、BSハイビジョンで先ず夕方6時から「龍馬伝 攘夷決行」を観て
NHK総合で8時からまた観た。
こちらは10チャンネルの「大改造劇的ビフォーアフター」と掛け持ちした。
おまけにBS2で夜10時からの「龍馬伝」も観てしまった。
3度目である。
日曜日はBSがあると「龍馬伝」を3回観られる。
その後 簡単なことに気付いた。 ビデオに . . . 本文を読む
写真は龍馬とは関係ないけど、光線の加減があって可愛いのでミスマッチを承知で。
龍馬伝は主人公だけじゃなく、龍馬の周囲の人たちも全員、時代に揉まれながら
前に向かって精一杯生きている感じがします。
主人公以外で、今ひじょうに魅力的なのは、武市半平太の大森南朋さんと
岡田以蔵の佐藤健さん。
武市半平太が魅力的なのか、大森南朋が魅力的なのか?
岡田以蔵が魅力的なのか、演ずる佐藤健が魅力的なのか、
. . . 本文を読む
一ヶ月くらい前だけれど、ウトウトと夕寝をして1時間以上。
ふと目が覚めたら、テレビから声が聞こえる。
ドラマをやって居るようだった。
寝ぼけまなこでぼんやり観ていたら、これが結構臨場感があって面白い。
それは福山雅治主演の「龍馬伝」だった。
NHKの大河ドラマは「風林火山」「篤姫」と2年続けて観て
其々を楽しんだけれど、昨年の「天地人」は途中から観るのをやめた。
主人公が私の想像するのとは大きな . . . 本文を読む
↑の写真は映画「沈まぬ太陽」公式サイトの壁紙のダウンロードから。
先日、「沈まぬ太陽」を観て来た。
航空機事故の記憶が生々しく、前半は観ていて涙が止まらなかった。
感想は胸の中にはたくさんあるのだが、文章になって出て来ない。
山崎豊子の原作本はずっと以前に1回と、映画になると聞いてから
この9月にもう一度読み直した。
原作を読んでしまうと大抵は映画を詰まらなく感じてしまうものだが
主役の恩地を . . . 本文を読む
この4月から正式に所属した、市の録音ボランティア団体で
私が登録したのは、月に2回発行される「広報」の1日号と
本の紹介をする「本棚」というグループだ。
6月9日の「本棚」グループの集まりは、テーマ別に割り振られた本の中から、
一冊を選んで本の紹介文を書く。
あらすじと、その読みどころを紹介するのだけれど、
初めての体験なので勘所が働かなくて四苦八苦してしまった。
私の紹介するのは、佐江衆一著の . . . 本文を読む
ええ~と・・・「紹介文で四苦八苦」を補うつもりで。
「江戸職人綺譚」の帯封と表紙の裏面に書かれている紹介文を。
業師たちの妥協を許さぬ技と心意気が、運命にこだまする。
凧師をはじめ、化粧師、人形師など、江戸の生活を彩った
さまざまな職人たちの人間模様を丹念に織り上げた傑作短編集。
. . . 本文を読む
幼い時から何でも活字を読むのは好きだった。
字を読めない頃の記憶は、母が絵本を読んでくれたこと。
小学校就学前、私は字は読めなかったと思う。
塗り絵が流行り、ひたすら塗り絵に夢中になっていた。
終戦の翌年の昭和21年、小学校に入学して 字を覚えた。
雑誌も「小学○年生」や「冒険王」等を読みふけっていたことを思い出す。
小学校1年から3年生までの先生は石原先生という女の先生で大好きだった。
優し . . . 本文を読む
テレビ朝日開局50周年記念ドラマ、ビートたけしの「点と線」を観た。
土曜日と日曜日に渡る2夜連続の1夜目である。
このドラマの原作である松本清張の「点と線」が最初に出版されたのは
昭和33年2月だそうな。
それは私が18歳の時だ。
20代になってから本を読んだのは覚えているけれど、
清張を沢山読みすぎて「点と線」の詳しい内容はもう覚えていない。
だから先入観殆どなしで鳥飼刑事役のたけしの「点と線 . . . 本文を読む
BSハイビジョンで午後10時からの映画
「ベルリン・フィルと子どもたち」を観ました。
ベルリン・フィルの演奏で、クラシックに縁の無い若者たち、
ベルリンに住む25ヶ国、250人の生徒が集められ、
ストラヴィンスキーの「春の祭典」を踊るという、6週間の練習と
そのプロジェクトが始まるのです。
15分遅れで観始めた映画は、インタビュー等のドキュメンタリーな手法を
取り入れたもので、ベルリン・フィル . . . 本文を読む