ばーばの独り言

愛する娘へ。孫と過ごす喜びと身辺の出来事

☆ 聴き取りやすい演説

2010-09-07 00:03:02 | Weblog
9月になってから、もう一週間は経とうというのに、
ご近所の方に出会っても、
「今日もまた暑いですね~。もういい加減涼しくなってほしい。」
とおなじセリフの繰り返しだ。

だが、日中の蝉の声は、かぼそくなり、夕方には時たま涼しい風が吹く。
少しづつ、秋になって行くのだろう、とため息つきながら・・・
暑さ寒さも彼岸まで、というけれど・・・ああ。

日中の強い日差しに焙られながら、友人の家に行ってきた。
家に着くと、まず、
「小沢さん、演説しているのテレビで観たけれど、今迄の印象とずいぶん違うね!
 話し、分かり易いわね。」とニコニコしながら感想を言う。

「そう、分かりやすいでしょ? 実は私もビックリしたの。」と同意。
本当は、あんなに雄弁だったなんて殆どの人は知らなかったのじゃない?
もしかしてご本人も知らなくて、この頃気がついた、な~んて。

記者クラブの会見では、口角をしっかり開けて誰にでも伝わりやすい様に、
聞き取り易いように話していた。

努力しているな、と思いながらみていた。
あれは「音訳」を習う時に練習する、基礎中の基礎だ。
口の中でモゴモゴ言わないで、話しの中味が正確に相手の耳に届く訓練をする。
政策が相手に伝わらなかったら意味が無いし、誤解されかねない。
意味不明の言葉を多用されると、聴くほうも疲れる。
その内、こちらの耳が聴こうと努力するのを放棄する。

その点、小沢さんの話は抑揚もあって聞き取りやすく心にも頭にも
受け入れやすい。
でも、自分のことは棚に上げて、ちょっと舌が十分に回っていない時もあるな、
と思いながら聴いていた。
トツトツと話す、の延長線上だと思っていた。

ところが今日、夜のテレビを観ていて気がついた。
地方行脚で、マイクを持って話す言葉は、実に滑らかで
江戸弁の啖呵も切れるほどに変わっている。 
ずっと喋る続けている人のように、よどみなく滑らか!
短期間でこんなに変われるのかと、ツレも私も引っ繰り返るほど驚いた。

無口、喋りベタ・・・ どこが???

でも、あまりイメージも壊してほしくない、とこちらも我が儘。




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