☆ 昨年の冬と今年の冬

昨年の冬は骨身に沁みて寒く感じたのに、今年はそれほど寒く感じない。
実際には今年の方が酷寒の日が続いているのに。

昨年は冬が終わって３月、４月になっても、かつて無いほど寒がっていた。
冷気が伝わってくる方を眺めると、ベランダ側から冷気が侵入して来ているような気がして
震えながらカーテンを睨みつけていた。
（来年はもっと厚手のカーテンに替えよう）と思いながら・・・

「今年、直ぐに買いに行こう」と思わなかったことが既に縮こまっていた状態だったのだろう。
それまでは、一度もカーテンに対して寒いなどと思ったことは無かったのに。

前年は秋から冬にかけて７キロ近く体重が減った。
心臓の頻拍の薬の注意書きに（食欲不振）と書いてあった。
まさに私は服用しはじめた薬で、食欲不審に陥ったのだった。
体重が減るということの意味が、骨身にしみて体感した昨年だった。
自ら進んで ダイエット始めたわけではないのに、都合良く体重が減った。

でも、食べるものが何もかもまずく感じるのには参った。
半年以上そんな状態が続いただろうか？
それでも徐々に、まずー～い　から　余りまずく感じない　になり
晩秋には、美味しいかも！　になった。
そして遂に　美味しい♪　になり・・・
２キロ太った！
何でも慣れることは有るらしい。

そして有りがたいことに、心臓の頻拍の発作は昨年の６月以来出ていない。
今年の冬など、危うい時は何度か有ったが、なんとか踏み止まって現在に至っている。