風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

熊野灘の風景 橋杭岩 その1

2016-01-30 | 和歌山県
 熊野灘の風景、今回は県境の川、熊野川を越えて和歌山県へ行ってきました。
 天気を見計らって行ったのですが、ねらいに沿った写真も何枚かは撮れたと思っています。
 1200枚近く写真を撮りました。
 多いので7~8回くらいに分けて、ボチボチ掲載して行きます。
 写した地域はすべて吉野熊野国立公園内です。
 行程順でなく、順不同で掲載します。
 まず今回は、串本町にある有名な橋杭岩です。
 2回に分けてご紹介します。
 1月27日の写真です。

①日の出前の風景です。
 朝焼けねらいです。
 この時期の朝日は大島の向こう側から昇り、橋杭岩の間からは昇ってきません。
 今、6時15分です。


②橋杭岩は串本側から大島に向かって、約850mにわたって岩柱がほぼまっすぐに連なっています。


③黎明の橋杭岩。
 赤、黄色、青、紫、それらの色が混じり合ったような様々な色あいに、空と海が刻々と変わって行きます。


④海の浸食作用により、長い年月の間に岩の硬い部分だけが残り、橋の杭のようになったため、この名が付いています。


⑤太陽が岩柱の間から昇らないため、カメラマンは5~6人しかいません。
 以下、写真だけごらんください。





























⑮正面は通常、大島とよばれている紀伊大島です。
 右端のアーチ橋は大島へ渡るくしもと大橋です。
 大島の写真も後日掲載します。


 明日はその2です。

 

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ミイさま (いせえび)
2016-01-30 12:47:47
こんにちは。コメントをいただきありがとうございます。
橋杭岩の朝景色ねらいは3回目です。
過去2回は朝日ねらいだったので、夏と秋だったのですが、今回は荒船海岸の海霧が目的だったので、朝日の昇るのは見えないこの時期に写しています。
すべての色が時間の経過とともに、様々に移り変わって行くため、場所を移動しながらシャッターを切りまくっています(^^)。
串本のビジネスに泊まったのですが、そこは朝5時から朝食OKなので、きちっと食事も済ませて出てきました。
夏とは違い、今の時期は日の出も遅いので、楽々の撮影です(^^)。

返信する
いせえびさま♪ (ミイ)
2016-01-30 11:33:10
いせえびさま、こんにちは。
橋杭岩の美しい黎明の時、素晴らしいです。
ここは写真誌などでよく観るのですが、
明けるときのこの色はほんの一瞬の美しさでしょうね。
③ ④ などの美しい色に出会うためには、
まだ暗くて寒いうちから待機されていらっしゃると想うと、その大変さが解ります。
一度は我が目で見たいと思いながらも実現していないのですが、
いせえびさまの素晴らしいお写真を拝見して感動です。
返信する

コメントを投稿