風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

海と水鳥 カモメ

2016-01-28 | 三重県・海・伊勢湾
 砂浜で犬の運動をさせていたら、この付近の海岸にはめずらしく800mmの望遠で鳥を写している人がいました。
 シギをねらいに来たとのことですが、見つからないようです。
 その人にたくさん群れているカモメの話も聞きました。
 このへんで見掛けるカモメは、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ユリカモメ、ただのカモメ、ウミネコの5種類のようです。
 この日もっぱらよく見るのは、オオセグロカモメとユリカモメのようです。
 この二つは数も多く、見分け方が簡単なようなので、ねらってみました。
 200mmズームに2倍のテレコンバータをつけて写します。

①青いがやはり寒そうな冬の海。
 遠くは伊勢湾の対岸、愛知県知多半島、南知多町付近と思われます。


②カモメが200羽以上は集まっています。





④大きいのがオオセグロカモメ。くちばしが黄色く、下部に赤い点があります。
 小さいのはユリカモメ。くちばしが赤く、尖っています。


⑤1羽だけずっとこちらを見ていたユリカモメが私の方へ近づいてきました??





⑦だんだん近くまで来ました。
 2mくらいでしょうか。
 かわいい子です。
 以前、カモメにエサをまいて寄せて、写真を写しているおじさんがいたので、エサをねだりにきたのでしょう。
 私は何も持っていないし、野生動物にエサを与えないことにしているので、「すまんねえー、おじさんは何もないの」と何度も両手をヒラヒラさせてあやまっています(^^;)。


⑧彼女(ということにしましょう(^^))には悪いが、そっとそこを離れて、海の近くへ移動しました。


⑨カモメの群れを脅かさないように、離れたところから写します。









 

⑬ふと気が付くと、波うち際まで彼女が追っかけてきていました。
 こんなに女性に追いかけられた経験は、ついぞありません(^^)。
 私は意思が強くないので、こんなに迫られたら、エサを持っていれば与えてしまいそうです。
 「あのねえ、おじさんはおとなしい人だからいいが、知らない人に近寄っていったらだめだよ」
 よくいい聞かせ、そっと後ずさりし、遠ざかりました。





⑮これだけの鳥が一斉に大空に飛び立ったら壮観だろうなと思いますが、驚かせて飛び立たててはいけません。
 私に気遣いをしてくれたかのように、数羽が飛び立ってくれました。
 これで満足して帰ることにします。


⑯⑰帰りがけに、時々水産加工場の屋根などにいるアオサギとシロサギが飛び立ってくれました。
 大満足です(^^)。





 風景の中のカモメ、カモメのいる風景を、もう少しねらってみるのも、おもしろそうです。

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4 コメント

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いせえびさま♪ (ミイ)
2016-01-28 10:49:43
いせえびさま、こんにちは。
かわいいですねえ、ユリカモメの彼女~¡
いせえびさまは素敵なおじさまなのでしょうね。
こんなに懐いてくると去りがたかったことでしょう。!(^^)!
それにしてもカモメの行列が楽しそうです。
⑭ ⑮ などは子供たちの遠足に思えました。
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ミイさま (いせえび)
2016-01-28 13:04:31
こんにちは。うれしいコメントをいただきありがとうございます(^^)。
「素敵なおじさま」ねえ。
友人たちの高笑いの声が聞こえてきます(^^;)。
そうありたいとは願っているのですが・・・(^^;)。
この子にだけは好かれたようですね。
こんなに女性に「慕われた」のは、初めてなのでドギマギして、顔を赤らめて後ずさりしてしまいました(^^)。
カモメというには、ほとんど皆同じ方向を向いているようなので、整列をしているように見えますね。
ポケットにエサのドッグフードかなにかを入れて持ち歩き、カモメを寄せて、カモメのおじさんになるのは自然ではありませんので、このくらいのスタンスの付き合いがいいようです(^^)。
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カモメがいる風景 (ヒトリシズカ)
2016-01-29 04:20:52
いせえびさん

お近くの海岸での”カモメ”の群れがいる風景、絵になっています。埼玉県は海なし県なので、海岸に集まるカモメやシギなどを観察したことがありません。

ちょうど今ごろは、千葉県の干潟では、多くの野鳥撮影愛好家がカモメやシギなどを撮影しています。

海は生き物のゆりかごなので、小魚、貝、節足動物などが豊かなので、こうしたカモメやシギが集まります。
カモメの種類も今回、初めて学びました。

川や池で野鳥を見ていると、アオサギが頭上を通ると、恐怖を感じるほど大きいです。猛禽類の大きいものに匹敵する大きさです。

これからも、時々、野鳥がいる風景をお見せください。

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ヒトリシズカさま (いせえび)
2016-01-29 07:49:42
おはようございます。コメントをいただきありがとうございます。
この付近の海岸の野鳥は、カモメ、シロチドリ,鵜、カモ、サギ類がほとんどで種類は少ないです。
少し離れた干潟ではシギなどもいるように聞いていますが。
カモメの種類もその人に聞いたのですが、ユリカモメとそのほかのカモメの区別は分かりやすいが、そのほかのカモメどうしの区別は個体差もあり、なかなか特定しにくいといっていました。
私はその話プラス、ネット情報を参考にしましたが、違っているかもしれません。
まあ、専門サイトではないので、おおらかにすべてひっくるめてカモメでもいいのですが・・(^^)。
私の場合はあくまでも風景写真としての鳥になってゆきます。
しかし、本文中にも書きましたように、これまでは鳥もいる風景でしたが、これからは鳥のいる風景、風景の中の鳥という視点からも写して行きたいと思っています。
ただ、最大400mm相当のレンズ、それと風景写真ほどはいろいろ場所を探して、また、ねばって撮りませんので、ご期待に添えない写真になると思います(^^;)。
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