風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

漁港の夕景 香良洲漁港

2016-03-16 | 三重県・海・伊勢湾
 三重県津市南部の香良洲(からす)漁港の夕景です。



②漁港の防波堤から見た日没前の香良洲海岸です。
 砂浜と松林が残っており、夏は海水浴場となります。
 左は松阪港に隣接する工場群です。


③この漁港は沿岸漁業やノリ養殖用の小型の船が大半を占めています。
 これらの船は貝採り用の船で、今の時期は、トリガイ、バンチョと呼ばれているツメタガイ、バカガイなどの漁が盛んです。
 後方は、何度も社名が変わり、また覚えにくい名前のJMU(ジャパン、マリン、ユナイテッド)とその関連会社です。
 

④船が一艘入ってきました。
 船の後方の台地状の山はこの地方の象徴的な山、青山高原そして右端は経ヶ峰です。


⑤まもなく日没です。











⑨上空は飛行ルートになっているのか、飛行機が頻繁に通ります。
































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8 コメント

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いせえびさま (こだる)
2016-03-16 07:34:33
おはようございます。
夕景の光の魔術師いせえびさま! 昼のお写真も素晴らしいのですが
特に色彩が刻々微妙に変化してゆく夕景のお写真には感嘆します。
それと、前号にも感じたのですが大都会を近くに抱えた海でありながら
想像以上に綺麗な海です!。
日本海の海岸などお隣の国から流れ来るヤシではなくゴミがすごいですが・・
撮影前にいせえびさんが何キロも海岸を歩いて
トラック何台分ものゴミを掃除されたかのようです(^^)。
住民の意識と協力で小さな河川からのごみ流入なども少ないのだと想像します。
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こだるさま (いせえび)
2016-03-16 08:59:37
おはようございます。いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
漁港は夕暮れと特に日没後の風景がいいのですね。
空は茜色と青紫色に染まり、飛行機雲が大空を切り裂いて行きます。
舷側や岸壁にヒタヒタと波が打ち寄せる音が聞こえてきます。
名も知らぬ鳥が鳴きながらねぐらへ向かって飛んで行きます。
街路灯が水面を照らし、キラキラと揺れ動いています。
平凡な漁港風景が変身するのです。
いいでしょう(^^)。
てな、ひとりよがりなことを思って写しています(^^;)。
もちろん、これまでこんな風景を撮っている人に、まったく出会っていません。
普通に考えると、マイナーな景色です。
伊勢湾は木曽三川に頼っている海域なので、そこから流れてくる漂流ごみの被害も当然受けます。
大雨や台風の後などはとくにひどいものです。
地元では定期的に海岸清掃をやっています。
とくに白塚地区は頻繁にやってもらっています。
毎日曜日にご夫婦で、ペットボトルなど燃えないゴミを拾っている方もみえます。
私はただ、ゴミを捨てないというだけの、消極的なことしかしていません(^^;)。
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いせえびさま♪ (ひつじ)
2016-03-16 18:08:11
いせえびさま、こんばんは。
このような風景に出会ったことは、
今までで一度だけかなと思いながら拝見しています。
漁港の夕暮れは山地方に住むわたくしには珍しい景色です。
生活感というか…、詩情がありますね。
朝の活気のある風景を想いながら、
静かな夕暮れ時の寂しさが感じられます。
美しいですね。
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ひつじさま (いせえび)
2016-03-16 18:51:07
こんばんは。コメントをいただき、ありがとうございます。
昼間の漁港は、漁船はおおむね仕事を終え、船着き場にもやっており、活気などなくひっそりとしています。
それをある程度絵にしようとすれば、動きのある朝か夕暮れの色彩のあるときしかないと思います。
特に夕暮れ時は空が茜色に染まり、そのあと青紫になりやがて暗闇になる・・多彩な色の変化と迫りくる夜を控えたさびしさがありますね。
急速に寒くなってきますしね。
活気のある朝の漁港は、後日「採貝漁の風景」としてアップする予定ですので、ご覧ください。
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香良洲漁港の夕景 (ヒトリシズカ)
2016-03-16 20:00:37
いせえびさん

お好きな漁港のマジックアワーの風景を撮影されています。

津市の浜辺はトリガイなどの貝類の豊かな所なのですね。このために、シロチドリやユリカモメが飛来するのでしょう。

遠くに見えるJMUは、旧・日本鋼管のようです。合併に継ぐ、合併のために、途中の社名を忘れました。だいぶ前に、津市の日本鋼管の船舶ドックにお伺いしたこともありました。
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ヒトリシズカさま (いせえび)
2016-03-16 21:26:32
いつもコメントをいただき、ありがとうございます。
現地でたまたま自分の船を見にきていた漁師の奥さんにお話を伺ったのですが、今年は今のところ、トリガイもバカガイも水揚げが順調のようです。
これらの貝の打ちあがったものがカモメやカラスのエサになるのですが、シロチドリには貝の身は大きすぎてエサにならないようです。
JMUは以前はJFEという名前でした。
ややこしい名前を付けますね、いっぺんで出てきません(^^)。
あの地は雲出鋼管町という地名になっており(鋼管町というのは各地にあります)、JFEエンジニアリングが今もあります。
私も以前、日本鋼管の時代に、中へ入って建造中の船を見たことがあります。

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美しい夕景! (ちひろ)
2016-03-18 06:23:33
いせえびさま、お早うございます。
漁港の夕景、美しい眺めですね!
魚釣りで漁船に乗ったことがありますが、釣や民宿で食べる事に夢中で、夕景を楽しまなかった事が悔やまれます。
鳥羽で見たご来光は美しかったです。
海の景色は癒されます。
有難うございました。
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ちひろさま (いせえび)
2016-03-18 07:44:18
おはようございます。コメントをいただき、ありがとうございます。
船で魚釣りをされた経験がおありとは、すごいですね。
鳥羽湾の日の出はすばらしいですね。
私は大昔、仲間と答志島へ渡り、民宿で泊まり朝夕のメバル釣りを楽しんでいたことが何度もあります。
朝、小島の間から日が昇り、漁船が次々に
出港してゆく風景は、釣りの手を休めて見とれるほどの感動ものでした。
その風景をカメラでと思いながらも、現地の様子も相当変わったようでもあり、必ずしも同じような風景が再現できるものでもないため、実現していません。
身近なところでも、朝夕の海の風景はなんらかの絵になってくれます。
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