№169 茶々も高杉晋作だ！

みんなは幕末の志士高杉晋作が、
大の都々逸（どどいつ）好きだって知っていた？

「苦労するのは、いといはせぬが、
　　苦労しがいのあるように」

人の得手に帆を上げさせて、
働きがいのある環境を作ったとき、
人はどんなに生きがいを感じ、力を発揮することか。
「いのちを生かす」とは、こういうリーダーのことを指すのだ。
と、ご主人様はいつもおしゃられています。

春を先駆け、寒風に向かって咲く
辛夷（こぶし）の花に、孤高の命の尊さ
を教えてもらう、今日この頃の茶々で～す！

浅田次郎著『壬生義人伝(みぶぎじんでん)』主人公の吉村貫一郎のせりふに
「春を先駆けて咲く辛夷(こぶし)の花が、わしは好きでがんす。あの花こは
北風に向かって咲ぐ。ほかの花こはみな、陽気が温とうなってからお天道様に向かって咲くのに、
真っ白な辛夷の花だけは雪この残る春のかかりに、北さ向いて咲ぐ。……」
小説家はやっぱりすごい！