閑古錐(かんこすい)は、使い込んで
使い込んで先が丸くなった「きり」のことです。
ただ鋭いだけで攻めていた年月を経て、
今は無駄な動きも一切必要なく、
落ち着き、読み深く、しかし悟りの心境さえ忘れて、
若い者の仕事ぶりを見て穏やかに微笑む
老人に似ています。
そんな先が丸くなった「きり」には迫力さえあって、
尖っていなくても目的は充分に果たす機能が宿っています。
茶々もそんないぶし銀猫になりたいな?
二玄社刊:「続ほっとする禅語」より
使い込んで先が丸くなった「きり」のことです。
ただ鋭いだけで攻めていた年月を経て、
今は無駄な動きも一切必要なく、
落ち着き、読み深く、しかし悟りの心境さえ忘れて、
若い者の仕事ぶりを見て穏やかに微笑む
老人に似ています。
そんな先が丸くなった「きり」には迫力さえあって、
尖っていなくても目的は充分に果たす機能が宿っています。
茶々もそんないぶし銀猫になりたいな?
二玄社刊:「続ほっとする禅語」より