茶々のブラボー幸せ日記

2008年6月上旬生まれ雄猫
茶々の目を通し、万人の
幸せ願う日々の一言

№172 茶々の禅語

2009年03月20日 06時00分53秒 | 言霊
閑古錐(かんこすい)は、使い込んで
使い込んで先が丸くなった「きり」のことです。

ただ鋭いだけで攻めていた年月を経て、
今は無駄な動きも一切必要なく、
落ち着き、読み深く、しかし悟りの心境さえ忘れて、
若い者の仕事ぶりを見て穏やかに微笑む
老人に似ています。

そんな先が丸くなった「きり」には迫力さえあって、
尖っていなくても目的は充分に果たす機能が宿っています。

茶々もそんないぶし銀猫になりたいな?

二玄社刊:「続ほっとする禅語」より
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