ツバキ科ツバキ属。 常緑広葉低木。 カンツバキはサザンカと、ツバキの交雑種(異論もある)で、10~12月頃にかけて赤い花を咲かせる。 樹高によってハイカンツバキ(這寒椿)と、タチカンツバキ(立寒椿)に大別することが多く、前者は植え込みに、後者は公園や緑地の生垣に使われる。 高さ1~2m。 別名:シシガシラ、ヒラカン。原産地:日本(交雑種)。 ヤブツバキなどと比べると樹高が大きくならず、枝が横に伸びる性質がある事や、自然に形が整えやすいことから一般家庭の庭木としても広く使われている。 葉は暗い緑色をした細長い卵形で互生、葉の先は尖り縁には鋭いギザギザ(鋸歯)がある。 開花期:11月中旬~2月。 花は一般的には淡い紅色の八重咲きが多いが、白や桃色のもあります。花には仄かな香りがある。 花後にできる実はさく果です。カンツバキの花は八重で花弁は一枚一枚バラバラになって散る。ツバキは花自体が散る。12月8日、12月10日の誕生花。 花言葉:「謙譲」、「愛嬌」、「申し分のない愛らしさ」。
写真 カンツバキ(12月3日・)