ベンケイソウ科クラッスラ属。 多肉植物、観葉植物。 耐寒性は弱いが耐暑性は強い。 金のなる木は乾燥や低温など厳しい環境に適応し、世界中に分布するベンケイソウ科に属する丈夫な植物で、和名はフチベニベンケイですが、もっぱら金のなる木、または、カゲツ(花月)として流通しています。新芽の小さいうちに5円玉の穴に通して置き、そのまま成長させて、5円玉が抜けない状態にし、枝にお金がなったように仕立てたものが流行しました。その姿から成金草と呼ばれます。 小さな株によく花を付ける花の咲きやすい系統と、大株にならないと咲きにくい系統があり、葉は緑一色のものから、白やピンク、紅色の斑入り品種、葉が巻いたり、細くなったりする品種もあります。 原産地:南アフリカ原産。 日本へは昭和の初期に渡来しました.。 多肉質で葉や茎にたっぷり水分を蓄えることが出来るので、乾燥に強い反面、過湿にされると根腐れしやすくなります。水はけのよい土に植え、日向に置いて乾かし気味に管理しましょう。 斑入りの品種は日焼けしやすいので夏は半日陰に置きます。冬は3℃以上を保ちましょう。 挿し芽で簡単に殖やせます。 開花期:11月~2月。小さな星形の花を咲かせますが、品種によって咲きやすかったり、大きくならないと咲きにくいもの、中には1か月以上花を咲かせるものもあります。花色はピンク、白。 1月25日、2月29日、12月22日、12月30日の誕生花。 花言葉:「一攫千金」、「富」、「幸福を招く」、「不老長寿」。
写真 カネノナルキ(桜花月)12月3日・花屋