オシロイバナ科オシロイバナ属。 多年草または一年草。 草丈70cm。 別名:ユウゲショウ(夕化粧)、ミラビリス。 茎はよく枝分かれして灌木状となるが、節ははっきりしていて木質化はしない。全体にみずみずしい緑。 花は赤、黄色、白や絞り模様、同じ株で複数の色のものもある。 花は夕方開き芳香がある。このため和名としてはユウゲショウとも呼ばれる。 これはアカバナ科のものにも使われているので注意。 原産地:南アメリカ。日本へは江戸時代の始めころに渡来した。花が美しいため観賞用に栽培されるが、広く野生化もしている。 オシロイバナ属には観賞用に栽培されるもののほか、アンデス山脈周辺では芋を食用にするものもある。 開花期:6月∼10月。 花弁はなく花弁に見えるのはガクで基部は緑色で膨らんでいる。また花の根元にある緑色のガクの様なものは総苞である。花は夜間に開き、花筒が長いので、口吻の長い大型の夜行性鱗翅目でなければ吸蜜は困難である。 日本のオシロイバナでは主にスズメガが吸蜜し送粉に関わっている。 7月28日の誕生花。 花言葉:「臆病」、「内気」、「恋を疑う」。
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オシロイバナ(7月11日 清川町)
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