ナス科:ホオズキ属。 ホオズキ(鬼灯)は多年草、草丈60~80㎝。 名前の由来は一説に果実を鳴らして遊ぶ子供たちの頬の様子から「頬突き」と呼ばれるようになったいう。 別名:カガチ、ヌカヅキ。 原産地:東南アジア原産。 世界の熱帯~温帯にかけて約80種が分布する多年草です。 その中でも観賞用のホオズキは、ヨーロッパ原産の洋種鬼灯の変種で、日本にも自生しています。 花後に「ガク」が発達して果実部分を包み込んで袋状になり、その後赤く色づきます。 園芸品種には実が大きくなるタンバホオズキや草丈の低い三寸ホオズキなどがあります。 開花期:6月~8月、淡い黄色の花を咲かせる。 実の見頃:7月~8月。 開花時期に合わせて「ほおずき市」が日本各地で開催される。 特に毎年7月9日~7月10日に東京都台東区浅草の浅草寺で開催される「ほおずき市」は人出が60万人にのぼる有名なものです。 薬効・毒性:地下茎及び根は「酸漿根」(サンショウコン)という生薬名で呼ばれている。 平安時代より鎮痛剤として利用されており、江戸時代には堕胎剤として利用されていた。 現在も咳や痰、解熱、冷え症などに効果があるとして、全草を干して煎じて飲む風習の地方が存在する。 花言葉:「心の平安」、「不思議」、「自然美」、「私を誘って下さい」、「頼りない」、「半信半疑」、「いつわり」、「欺瞞」。
写真
ホオズキ (7月11日 歩道植え込み)
写真

