11月25日のNHKスペシャル にっぽん家族の肖像 第5集
アキおばあから尚子へ ~石垣島・開拓の村で~を見ました。
石垣島に31歳の若さで子ども5人を連れて開拓に来たアキおばあ。
石が多い土地を畑にする苦労は、並大抵ではなかった。
現在、長男がアキおばあの土地を守っている。
このままでは、アキおばあが守って来た土地が長男の代で終わる。
そんなとき、石垣市で働いていた孫の尚子さんが興味を示した。
孫の尚子さんがアキおばあの土地を継ごうと行動するまでの記録であった。
このTVを見ていて懐かしく思えたのは、
家族の絆
盆踊り大会
アキおばあの長寿を祝う踊り
親から子へ受け継がれる技など
現代社会の日本では失われてしまったものばかり・・・
親子3代の関係や地域の方とのふれあいなど今の日本社会では
見あたらないものばかりだと感じる。
しかし
日本の南、石垣島にまだ、そんな昔の日本の姿が残っていた事に
ある種の安堵感もあった。
日本は、いまや超高齢化・少子化社会
介護保険が介護の社会化のために作られたものの
後期高齢者の医療保険の負担増加
高齢者の孤独死や虐待、介護殺人などが後を絶ちません。
制度に頼っているだけでは、超高齢化・少子化の日本社会は乗り切れません。
今、社会で必要なのは、日本社会で失われたものを再生することなのではない
だろうかと思いました。
家族の絆や地域の方との付き合い方そして失われた日本社会の伝統・文化を
見直すために良い番組でした。
また、地域にドシッと腰を下ろして生きる姿は、これからの自分自身の生き方の
参考になりました。
まぁ~
我が家は、妻や子が三行半を突きつけられて居ないので
家族の絆は「強い方だ」と思いますが・・・(^_^;;
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参考までに内閣府が11月17日、今年創設した「家族の日」(18日)に合わせて
「少子化対策と家族・地域のきずなに関する意識調査」をしました。
調査は今年1~2月、全国の18歳以上の男女4000人を対象に面接方式で
実施し2409人から回答を得た。
同居家族との繋がりが「強い方だ」と考える人 87.8%
〃 「弱い方だ」 〃 6.0%
別居している家族との繋がりが「強い方だ」と考える人 58.5%
同居家族の間で大切にしていること
・一緒に家で食事 59.4%
・家族団らんの時間 50%
・挨拶 47.6%
・悩み事の相談 35.6%
地域との繋がりは「強い方だ」と考える人 45.7%
〃 「弱い方だ」 〃 52.5%
地域の役割で重要と考えること
・人間関係を育む 58.3%
・子どもの育ちを見守ったり支えたりする 44.2%
・防災・防犯活動 38.6%
内閣府は「家族を大切にする反面、地域とのかかわりは薄くなっているのでは
ないか」と分析している。
少子化対策と家族・地域のきずなに関する意識調査(PDF)
↓
http://www8.cao.go.jp/shoushi/cyousa/cyousa18/kizuna/pdf/kizuna.pdf
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