第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

平 凡

2006-12-12 23:08:44 | 職場と正面から向き合って(終)
               「季節がら渡り鳥が飛んでいた」


この記事は、過去に書いたもので、非公開にしていたものです。投稿日時も、そのままにしています。過去の非公開記事から、見つめなおす為、公開します。
自分自身が、どれだけ成長しているのか確認したい。という意味もあります。
カテゴリーをクリックして頂ければ、見やすくなるかと思います。(ペコリ)




今日は晴れです。
自分の体調が余り良くない以外は平凡な日です。

平凡な日がこんなに穏やだなんだと実感した日でもあります。
職場からの連絡も無く、本当に穏やかです。
家族もそれぞれが学校やパートに行ったり、食事を作ったり
と坦々とした日です。
こんな日が続けば良いのにと、つくづく思います。

平凡な日を送れないのは自分のせいだと思います。
闘いを遣らずに上手く職場を渡れば平凡な日は送れたと思います。
それが、出来なかった自分
見ぬ振りをする事が出来ない自分
バカな人間
家族に平凡な日を送らせなかった自分です。

平凡って
言うほど優しくはないと思います。
今の社会で平凡で普通の暮らしをしている人が何人いるだろうか。
この師走の押し迫った時期
追いつめられている人だっているんじゃ無いだろうか。

今の社会で平凡で普通の暮らしは難しいと感じます。
年金で生活している人
生活保護を受けている人
家族の中で障害や病気を抱えている人
ワーキングプアの人
多くの人が平凡で普通の暮らしを望んで居るんだけれども、
出来ない人がいます。
もしかしたら、本当に追いつめられて自殺する人もいるんでしょう。

そう言う事を考えたら、
今日一日の平凡で穏やかな日は「幸せ」だと感じます。

例えば、車を運転している時にネコが轢かれているのを見たら、
目を反らし何でも無いかのように通りすぎる人
目を向けどんな様に轢かれたんだろうと思う人など
色々な人がいると思います。
少なくとも目を反らす人は、臭い物に蓋をする人だろうと思います。
自分がJRでパニック発作で倒れた時、自分を跨いで降りて行った人が多くいます。
そんな人と同じだろうと思います。

競争社会の中で何時まで競争をし続けるんですか。
競争をし得られる
地位、収入、名誉
それは結果的に「勝ち組」と言われる自己満足
競争社会や市場原理を否定はしません。
定年後や働いてぼろぼろになっても競争を止めないのですか。

競争社会から落ちこぼれた人は「負け組」と言われても暮らしています。
「勝ち組」の人は、何人の「負け組」を作って来ましたか。
「勝ち組」の人は、経済が豊かになり働けなくなったら、
環境が良い高級老人ホームに入り豊かな老後を過ごしたいと
思って頑張っているんですよね。
環境が良い高級老人ホームに入っても孤独や寂しさに苛まれている人もいます。

「勝ち組」と呼ばれる人は少しでも自分が作った「負け組」の人を考えて欲しい。
平凡に普通に暮らすことが出来ない人のことを考えて欲しい。

師走の押し迫った時期
平凡に普通に暮らしたくても暮らせない人がいます。
自分がぼろぼろになっても子供だけは一人前にするんだと、
何とかぎりぎりの生活をしている人がいます。

平凡に普通に暮らせない人が自分で自分の命を絶たない事を、ただ、ただ願うだけです。

そんなことを考えていると自分自身が非力だと感じます。



最新の画像もっと見る