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72回目の終戦の日

2017-08-15 18:05:48 | 日常の出来事
 今日は8月15日・72回目の終戦の日。
終戦の日の玉音放送はよく憶えている。
小学4年生だった。内容は解らなかったがただならぬものは感じていた。
 それでも聴いていた母が涙をこぼすのをが何とも不思議だった。
そんな母をじっと眺めていた。

 その夜、灯りが外に漏れないように電灯にかけていたカバ-を外し、煌々とした明かりの中でいまにもB29に爆撃されるのではないかとおののいていた。
私には終戦ということがよく理解できなかったんだ。

 その後、小学生の間は先生も教室も足りなく教科書もなく、いったいどうしていたのか?
それでも中学になって「新しい憲法の話」B5の薄い冊子だったが貰った。これが教科書を貰った最初だった。
 この新しい憲法の話を先生も教室も足りなくて、2クラス合併の授業が多い中、繰り返し繰り返し学習した。主な内容は「天皇は国家の象徴である。戦争の放棄」だった。
 お蔭で今でも当時そのままに「戦争をしない」は私の脳裡に焼き付いている。
このまま世界中で「戦争はしない」世の中がずっと続くのが一番の願いだ。

 それより食糧が極端に不足していた。母が田舎へ行ったり、買い出しに行ったりして食べさせてくれた。
 中学生になってお弁当を持っていくようになると、麦ご飯の白い処を入れてくれた。白いご飯は美味しかったなあ、、

 戦時中の出来事よく憶えているのは、うさぎちゃんの世代が最後だろうなあ、、
当時のあんな想いは、もう誰にもしてほしくない。未だにあちこちで紛争等が起きているがが戦争に発展しないようにと切に願う。

 又、同じ世代の人達が、戦争を云々するのを見聞きする度、あれだけ戦争の放棄を学習したのに忘れたのか?といいたい。

 


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