早5月も3日になった。
今日は憲法記念日。今改正するか?しないかで議論されている。
以前にも書いたと思うが、この日が来る度「新しい憲法の話」を想い出す。
うさぎちゃんは小学4年生で終戦を迎えた。
当時は空爆で家を失い、焼け野原になった祖国に海外から引揚者が帰ってくる。
出征兵士の帰還とせまい国土に人群がっていた。
食料を始め、すべての物資が不足していた当時、教科書もなかった。
そんな中「新しい憲法の話」の少冊子を貰った。この教科書を繰り返し学習した。「戦争の放棄、天皇は国民の象徴である」これを来る日も来る日も繰り返し学習したと思う。
新しく貰った唯一の教科書だった。B5版にも満たない薄い冊子だった。
それから何10年経って復刻版が出来たので取り寄せたが、なんとこんなチャチな薄い冊子だったのか、そこに書かれている文章も小、中学生に解る様に極簡単に書かれていた。
当時の子供は戦後新しい教科書(たとへ薄い冊子にせよ)と接した最初だった。
当時、小学生だった子供が現在は高齢者言われる歳になり、老後の心配が頭から離れないが、戦中、戦後の事は記憶から消えることはない。
午後から黒石さんに乗せて貰って、イオン加古川店2FにあるKSDギャラリ-へ大辻さんの傘寿の記念洋画展観に行って来た。
何時もだと油だけなのにこの度は水彩もあり84点も出品されていた。
いつものお能関係の油絵はやはり迫力がある。ほしいなあ、、と思う絵もあったがとても手が出ない。
大辻さん亡夫と同級生だ。彼は益々お元気で製作されている。
大辻さんの後、5月6日から12日まで「いなみ野学園 絵画クラブのア-ト43展」がある。
すっかりご無沙汰しているが、うさぎちゃんも止めずにずっと入部してたら出品しているのになあ、、、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます