宮崎社会保険事務局は20日、1996年から約11年間、宮崎県都城市にあったボーリング会社から、社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料など)1138万円を徴収し過ぎていたと発表した。
社会保険料は事業主と被保険者が折半するが、事務処理ミスで、事業所負担分だけを多く請求していた。同事務局は会社に謝罪し、21日、全額を返還する。
同事務局によると、同社は1996年5月、役員2人の退職に伴い、社会保険に関する書類を管轄の都城社会保険事務所に提出したが、同事務所はその後も、2人の社会保険料を差し引かないまま請求を続けた。
同社は2003年8月に鹿児島県内に移転。業務を引き継いだ加治木社会保険事務所も07年3月まで過徴収を続けていた。今年4月下旬、同社が保険料負担が多いことを指摘し、ミスが発覚した。過徴収は、都城社保分が747万円、加治木社保分が391万円。
社会保険料は事業主と被保険者が折半するが、事務処理ミスで、事業所負担分だけを多く請求していた。同事務局は会社に謝罪し、21日、全額を返還する。
同事務局によると、同社は1996年5月、役員2人の退職に伴い、社会保険に関する書類を管轄の都城社会保険事務所に提出したが、同事務所はその後も、2人の社会保険料を差し引かないまま請求を続けた。
同社は2003年8月に鹿児島県内に移転。業務を引き継いだ加治木社会保険事務所も07年3月まで過徴収を続けていた。今年4月下旬、同社が保険料負担が多いことを指摘し、ミスが発覚した。過徴収は、都城社保分が747万円、加治木社保分が391万円。