50オヤジの独り言

50歳既婚、子供なし、犬2匹と金沢市内に住むオヤジの独り言です。

自民党政治とはなんだったのか・・

2009-09-13 18:49:38 | 時事ネタ
いろいろ考えることが多いのですが

高度成長期の日本の大企業の仕組みに似ていたなあと思います。

高度経済成長期からバブル期くらいまでは

やるべきことをやっておけば結果がだせたので

正直なところ社長は誰でもOK

そういう意味では社内の人間関係を円滑にするために

持ち回りで社長を努めさせる必要があるのですが

最も納得性の高い持ち回り方法が最大派閥の持ち回り・・

ということで派閥争いで勝った人が社長に・・・

敗れた派閥は一掃・・

これはある意味厳しいのですがこうして世代交代が

促進されるのでいい面もあったように思います。

ただ自民党の場合は首相経験者が引き続き政界に影響を

持ち続けるので世代交代が起こらずよどんでしまっていた部分は

否めません・・

しかしまあ安定期の組織なんてそんな感じで回していれば

うまく行っていたような気がします。

一般的にひとつの仕組みで政権が持つのはよくもって200年

といわれます。

普通は100年持つかどうかのようです。

日本の場合明治からは150年、戦後60年余

だいぶ制度疲労が来ているように思います。

戦後の安定的な成長期には非常にマッチしていた仕組みであったように

思います。

しかし今は明らかに変革期に入っています。

そういう意味では自民党は歴史的使命を終えたんでしょうか??

最近の迷走ぶりを見ていると2大政党制には

ならないという私の読みがかなりあたってきているのではと

思っています。


ただ過去の歴史を紐解くと歴史の変革期には

まず思考の変革を訴える思想家

次に既存の価値観や組織を破壊するぶっ壊し屋

そして新しい秩序の仕組みをつくる組織家

という順番に役割を演じる人が出てきます。

小沢さんなんかはぶっ壊し屋ですかね??

思想家は誰だったんだろう??