野田総理

昨日のNHKニュース９でいろいろ話していました。

感じたことを少々・・・

この方、話を聴いていると「なるほど」と

思わせる話し方ができています。

話しかたはうまいな～と感じます。


前の総理のような

食って掛かるような話し方ではありませんし

その前の総理のような

何を言っているかわからないということもありません。

そういう意味では

弁舌さわやかという言い方が当てはまっているようには感じます。

しかし


一流の政治家にあるような

熱が感じられません

なんというか

この人の発言には

こうすべきである

とか

「私はこうしたい」という

主義主張が感じられないんですね・・

誰が何と言おうが

これはやるべき！！

たとえ自分一人になっても

これは日本の将来のため、天下国家のためにやるべきだ！！

と想いがかんじられません。


発言の一つ一つがわかりやすいのですが

他人事のように話しているように

聞こえてしまいます。

「年金改革はやる」、「復興もしっかりやる」

目の前にある大きな難問であるのは事実ですし、

それはそれでやり抜く覚悟はお持ちなんでしょうが

対症療法的な課題解決だけをやるという印象を拭い去ることが

できません。

日本が10年後どのような国になっているべきか

その為には年金はどうあるべきか？？

復興のための大規模な投資を次世代の成長ビジョン

につながるためにはどのようなグランドデザインが必要なのか？？

そのあたりの説明がほとんど出てきていない

「やらねばならない」・・

それは誰でもそう思いますが

それすら足を引っ張る輩が多数いることも

理解できますが

一国の総理がそんな中間管理職のようなビジョンで政策を

決定するのはいかがなものかと・・・




TVでの発言を聴いただけの印象ですが

この国のこれからに

ちょっとというかかなり不安になりました。



キャスターの大越氏がいいかがりをつけるような

絡み方をしていたのでなおさらそのように映ってしまったのかもしれませんが・・