本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

都議会選挙終盤。

2009-07-10 18:30:56 | 社会
大阪は今日一日は梅雨らしいじめじめした天候だったが、明日はまた梅雨の中休みに戻ると言う。昨夜は28℃の熱帯夜だったというし、梅雨だか真夏だかわからないような異常気象が常態化している。さて衆人環視の東京都議会議員選挙はいよいよ今日明日のみの選挙戦となって、即日開票の明後日深夜には大勢判明の見通しである。鬼が出るか蛇が出るか、私は投票権ないからわからない。あってもわからないけど。笑。『日刊ゲンダイ』のように「自公共に大惨敗で合わせて50議席を切る」と指摘するところもあるし、「自民はともかく公明は手堅く善戦する」との指摘もある。いずれにせよ「自民は現有議席を到底維持出来ない」というのが大方のメディアの情勢分析であり、大逆転があるとすればこれら報道の「アナウンス効果」が自公に有利に働く場合のみだがこれは奇跡に近い。あと「当日の天候が良過ぎるとみんな遊びに行っちゃうから投票率は下がる」とか「逆に大雨でも外出を渋るからこれも投票率を下げる」とか、メディアは毎度毎度天候まで心配してくれるがそんなことは「余計なお世話」というもので、わが国は一応「全体主義国家」ではないので(!)、理由が何であれ行きたくない人は何も無理してセンキョなんぞに行かなくてもいいのだ。故埴谷雄高は「(衆議院への投票は)四年間の白紙委任状である」として一切の投票行動を拒否したが、「棄権する自由」というのも大切な基本的人権のひとつである。ただ投票率が下がった結果として公明・共産等いわゆる「組織票」を持つ政党が有利になったとしたらその責任の多くは多分棄権した者らが負わなければならないだろうが「そんなの関係ねえ」と言ってしまえばそれだけのことである。要は「政治の幅より生活の幅の方が(断然)広く大きい」「(政党本位の党利党略に踊らされるくらいなら)昼寝していた方がマシだ」(吉本隆明)というわけである。 . . . 本文を読む