東京12区から出馬する公明大田代表は選挙に弱いことで有名な人だそうで(←ということは地元で人気がないということである!)民主党は今これを徹底して叩こうという戦術をとっているらしい。公明党は党首を落とされるわけにはいかないので、叩かれれば叩かれるほどこの選挙区へ力を注ぐしかなく、結果必然的に他所はおろそかにならざるを得ない。自民党は公明に配慮してこの選挙区には候補を立てないが、そんなことをしたからと言って、果たして自民党支持者らがそっくりそのまま本番で公明大田代表に投票するかどうかは大いに疑問の残るところである。直前段階の都議選で自民の協力の得られない公明がこの地区でどれだけ集票出来るかが注目されるわけである。NHKの某法螺吹き解説委員は「自公合わせて過半数を維持出来るかどうか」が注目される第一点だととり済まして言っていたが、これは破廉恥にも麻生の口移しであり、その麻生は以前は「都議会第一党を維持出来るかどうか」が勝敗の目安だと言っていたのを、ここへ来てハードルを下げているわけである。鳩山故人献金事件が起きる前の情勢では民主党が第一党になるのは当然の帰趨とされていたから、さて、これが有権者の投票行動にどう響くかである。あさって5日は静岡県知事選の投開票、12日が東京都議選の投開票と、二週続けてちょっとだけ(?)日曜日は熱くなりそうだ。 . . . 本文を読む