昨日は、2年前の創業塾の修了者が相談に来られました。
まだ、創業はされてません。
自分の考えを整理するために話しに来られた、という感じでした。
この2年間ずっと、起業について考えてこられたそうです。
2時間くらい話した結果、その方は「自分には雇用されるほうが向いている」という認識を自ら持たれたようでした。
自分が持っているもの。提供できる価値。売り方、集め方。ついてまわる作業。自分はそれを愛せるか。家族のこと。
2時間、じっくり模索されました。
そのうえで、出た答えはNo。
その結果に、私も実は満足しています。
私のガイドを受けながら、起業するということ、その先の未来について、じっくり自分で考えられた。
私の前で、自己を真剣に見つめられた。
心から真剣に考えて出された結論。
尊い。
この方にとって、昨日が、創業塾の本当の修了日になったのかもしれません。
会議所的には、起業してもらって、会員になってもらったら会費収入も増えて、支援もできて、とても嬉しかったんですけどね(笑)