心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

守りの体制

2016-02-17 | 心の片隅
学生の時講義の中で

「自分に自信のある人」

という問いがなされて



何も考えずに挙手したら

「普通あっても手は挙げないやろ」って

「どんだけ気ぃ強いの」って

周りと笑い合ったことがあったけど



当時を思い返してみても

特に自慢できることが

あったわけじゃない



ただ自分は自分のままで

何を変えることなく

このままで通そうと

思っていただけのこと



攻めの体制が

今の自分とは

全くの別人だったなと思う



今の自分は

物事がうまく進むのなら

自分をどんなにくねくね曲げても

構わないって思ってて



本来あるはずの

気の強さも

感じてもらえないだろう



環境のせいなのか

歳のせいなのか



学生の私がここにいたなら

「つまらない人になったね」

ってきっと言われる



でも私は笑ってこう言おう



守りたいものがあるのも

いいものよって

心の傷

2016-02-15 | 心の片隅
普通だったら

しなくていい経験を

してるから



きついと感じられる話し方

白黒はっきりしてる物の考え方



彼女はいつも厳しい顔つきで

怖いという印象さえ人に与えてしまう



そんな彼女とふとしたことから

話すようになった



話してみると彼女は

とてもユーモアがあって

とても優しい人だった



なぜそんな話になったのか

彼女は自分の中学時代の話を

あまり話したくないけどと

前置きしてから私に話し出した



私が現実で見たことのない

いじめ体験の話だった



あまりのひどさに

自然に涙が流れてた

彼女は泣きながら話してた



もう何十年も昔の話だろうに

今も変わらず悔しそうに涙を流す



子どもの頃にできた心の傷は

大人のそれとは比べ物にならないほど

深く悲しい



だから今も彼女は

隙なく冷酷なくらい厳しい目で

物事を見ているのだろう



私はただただ心が

沈んでいくのを感じていた

友チョコ

2016-02-14 | 日常
やっと終わった



小学生の女の子を持つ

ママたちの声が聞こえてくる



友チョコというのは

いつから始まったのだろう



何を作るかを

考えるところから始まり

製造包装配達まで



子どもにつきっきりで



昨日の夜から今日の夕方まで

娘を乗せたママたちの車が

住宅街をのろのろ走る



やっとできた友チョコを

事前に聞いていた家に

届けるためで



道ですれ違った

知り合い同士は

道路でぱっと車を止め

友チョコの交換を始める



50人分ほど作ったママが言う

もらったものは

全部食べ切れないから

選んでごめんなさいしてるって



クッキーマフィン

防腐剤入ってないし



トリュフなんて

生クリーム入ってるし



持ちが悪くて

しょうがないかもしれないけど



友チョコ

やめた方がいいんじゃない



一大イベントだから

しょうがないのかな



それはそうと

男の子に渡す女の子は

いるんだろうか


バレンタイン手作りチョコ

2016-02-13 | 日常
仕事のできる女性は

何をするにもちゃちゃっと

綺麗にスマートにすませることができる



だからバレンタインの職場チョコも

ちょっとした手作りのもので



ラッピングもかわいくして

もらったら嬉しくなるような

洒落たものを配ってる



職場チョコは男女関係なく

お返しを気にしなくていいように



時間も手間もお金も

かかってなさそうに見えるけど

かわいいと思えるものが理想



私も格好いい人たちみたいに

やってみたいと思ってるけど

時間も手間もお金も結構かかってる



もたもたと

失敗したりもしてるからなんだけど



私の配ってるものは

決して時間も手間もお金も

かかってるようには見えない



でも気をつけなきゃいけないのは

足りないことがないようにすること



そんなもの欲しい人も

あまりいないかもしれないけど



この行事は

欲しいか欲しくないかじゃない



もらったかもらってないかだから



ちょっと面倒ではあるけれど

いつもありがとうの気持ちを込めて



職場で顔を合わせる皆様へ

眠い

2016-02-12 | 日常
長かった一週間

明日は泥のように眠っていたい



傷ついたこと

悲しかったこと

いろいろあったけれど



今はすべてが

どうでもよくて

ただ眠りたい



何もかも忘れて

何も考えることなく



子どものように

ばたっと倒れこむように眠ったら



目覚めたときは

きっと真新しい自分になってて



嫌だったことも

忘れてしまいたいことも



すべてなかったかのように

リセットして



新しく始めよう



そうだから

まずは眠ってしまえばいい


やるせない気持ち

2016-02-11 | 醜い
こんなにやるせない試合は

初めてだった



彼女の卒団したチームの

トップが対戦相手で



そのチームには

大勢の応援団が来てて



こちら側は少ない上に

それぞれが試合で



応援は私一人だった



子どもたちの

相手の気をそぐような応援は

仕方ないにしても



大人たちの

彼女のメンタルに触れるような

応援が信じられなかった



一緒に練習してきたのに

ずっと仲間だったのに

敵になっても応援の仕方は

あるんじゃないかって



私は黙っていた

彼女がこちらを

不安そうに見た時だけ



大丈夫って笑ってみせた



緊張とドクドクとなる

心臓がずっと激しく

波打っていて

気持ち悪くなってきた



早く終わって

早く終わって



彼女の代わりに

泣きそうになった



一人の力じゃない

2016-02-10 | 感謝
どうしようと迷って

チームの一人の方を見た



彼女はすぐに気づいて

平静な顔のまま

私の方をじっと見てから頷いた



それだけで思いは

伝わってくる



こっちは任せて

大丈夫だから

先に進んでという意味で



だから私は平常心で

安心して先に進んでいける



いつも誰かに

助けてもらいながら

進んでいけてる



時々浮かれて

自分の実力だなんて

勘違いしてしまうこともあるけど



忘れないでいたい

皆があっての私だってこと



流れが見えてなければ

アシストなんてできないから



チームの皆に感謝

いつもありがとう

求める温もり

2016-02-09 | 妄想
心の温もりはいらないから

体の温もりが欲しいって言ったら



あなたは私のことを軽蔑する?



だって心は変わるでしょう

だって心は止めておけないでしょう

だって心はもう私にはないんでしょう



私だって面倒なことは好きじゃない

私だって縛られるのは息苦しい

私だってあなたのこと好きじゃなかった



それなのに何でだろう

好きじゃないって

言えば言うほど



どんどん心が寒くなる



だから

明日は誰かの耳元で

愛を囁いていてもいいから



今この瞬間は

体だけでいいから

私のことを温めて




虚しい気持ち

2016-02-08 | 心の片隅
何もかもが嫌になるのは

周りの人が

自分と同じじゃないから



こうした方が

こうしなければ

こうでないと



それはすべて

自分の思い込み



自分がいなくなれば

きっとわかるはずなんて



そんなこと

わかってくれる人は

実はいない



いなければいないように

回っていくだけで



誰も困ったりもしない



わかってくれるはずなんて



すべて願望でしかない

彼のためにできること

2016-02-07 | 願い
以心伝心だろうか



私が悲しくて泣いていると

何が悲しいと聞くことなく



私の悲しい理由に怒り

一緒になって涙を流す



動物的な本能的なものなのだろう



そんな彼が愛おしくて

何があっても

私が守ってあげないとって

強く思う



そして心の中に溜まっていた

汚いものが涙とともに

すっと流れていったら



とてもすっきりして

感情的な私の姿は影を潜めた



優しい彼を

泣かせてはいけないって



強い自分に戻ろうと

ぐっと全身に力を入れる



小さなころから

人の心に敏感な彼は



いつも私を救ってくれる



彼のために

私はまだまだ頑張れる