心の模様

心の中の一つ一つを整理して、いつか素敵な部屋にしてみたい。

まだまだこれから

2016-02-06 | 日常
反応が一歩遅れたために



ぎりぎり追いついて

安堵するのも束の間



心をも打ち砕くような

冷たいスマッシュ音が



あなたの隣で響き

終了を告げていた



湧き上がる歓声の中

あなたはがっくりとうなだれて

ひっそりと観客の中に

埋もれていった



私はあなたに

そっと近寄って



小さな声で

「ごはんたべよう。」って言った



その後はずっと無言だったけど



しばらくしてあなたは

下を向きながら声を震わせた

「私はうまくなってるのかな?」



天下を取りに行こうって

言ったよね



私は全然諦めてないよ

だってまだまだ

これからじゃない



思いっきりの笑顔を見せて

私はあなたの頭をなぜた






子どもは正直だから

2016-02-05 | 日常
自分の名前が書かれた札を

首から下げていた



知ってる小学生の男の子が

私の名札を引っ張って

私の名前を読み上げて



こんな名前だったんだぁって

笑いだしたから

そんなにおかしいかと

こらって顔してあげたら



何でこんな

おばさんみたいな名前なのぉって

笑って言いながら逃げて行った



朝からテンションが上がった

何ていい子なんだろうって

今度会ったら抱きしめてあげようって



だって私のこと

おばさんには見えないって意味だから



嬉しくて少し大きい

女の子たちに

自慢気にこの話をしたら



それって

自分がおばさんだって

認めてるってことだよねとか



若い人だったら

そんなこと言われたら

怒っちゃうよとか



ばかみたいって

けんもほろろだったけど



何を言われても気にならないほど

浮かれてしまっていて



周りが呆れていたことなど

知る由もなかった

表現

2016-02-04 | 日常
久々に手応えがあった



良かったよって

いつも辛口の人にも

笑顔で褒められて



いつのまにか作り笑いしか

できなくなっていた私は

驚いて口を開けたまま

固まっていた



誰もいなくなってから

やったと一人小さく

ガッツポーズして



くるくる踊ってみたかったけど

人目が気になって

2回のスキップで我慢した



わーって大声で叫びたくなったけど

気が触れたと勘違いされても困る



いい歳した大人は

いろいろ面倒くさい



だから窓から

そっと空を見上げた



怖いものなど

何もない気がした






だから

2016-02-03 | 妄想
あなたにはその人と

うまくいってほしいって思ってる



それは本当に本心で



でも今までのように

仲良く話したり

ましてや会ったりなんてできない



それはもちろん

その人に悪いとかって

気持ちもあるけど



それよりも

私が無理だから



あなたのことを

とても心の優しい人だって思ってる



あなたのことを

とてもいい人で信頼できるって思ってる



あなたのことを

たぶん好きって思ってる



ここでいつも私は思考停止する

"だから"という言葉に

繋がっていかない



だから



楽しかったひと時が

また終わりを告げようとしている

浸食

2016-02-02 | 妄想
私は浸食されている



知らず知らずのうちに

気付いたら

私の3分の1がなくなっていて



それなのに

何だかぽんやり心地よくて



これは元に戻すのに

時間がかかりそう



どこかで本来の私が叫んでる

浸食をやめてって



でも私が私でなくなっていくことに

不安な気持ちを抱かない



そこに楽しいや嬉しいの幸福感が

生まれてしまっているから



なかなか厄介なことだとは

気付き始めてる



私は浸食されている



あなたに

呼吸を整えよう

2016-02-01 | 日常
まず呼吸を整えよう



暑くもないのに

暖房利き過ぎなんて

変な汗かいてないで



いろんな人の顔色ばかり

窺ってないで



ちょっと混乱して

どうしようって

思ってるところもあるけど



誰のどの意見を選ぶのも

自分の考えを組み立てて

ミックスするのも



すべて自分なのだから



一番いいものにするために

誰のためのものかを

もう一度確認して



先の流れもつかめたら

大丈夫なはず



だからまず呼吸を整えよう