山形県には冷たいラーメンがあることは知っていたが、食べたことはなかった。
ところが先日、キャレルという雑誌に、隣の市に山形出身の20代の人が開店した店で「冷やしラーメン」が提供されていると載っていたので猛暑の中、行ってみた。
「冷やしラーメン」と「朝ラー」の旗が立てられた小さな店である。
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「朝ラー」の旗が出ているように、朝6時から食べることができるようだが、水~金曜は6時~9時と11時から14時30分の営業、土日は6時~15時と変則的である。
店主一人で、先客が2名いたが、早速「冷やしラーメン」の醤油を注文した。
出来上がると声がかかるので、自分でカウンターまで受け取りに行く。
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普通のネギの他に刻んだ紫玉ネギが入っており、低温を保つためだろうかスープを凍らせた氷が2個添えられていた。
スープは当然暖かくはないが風味は変わらず美味しい。ただ低温のせいか麺は少し硬めであるが、食べ進めると、それほど気にならず美味しくいただいた。
「冷やしラーメン」のスープは低温でも脂が固まらない工夫がされているいる秘伝のスープなのだそうである。
山形では夏場の注文は99%は冷やしラーメンであると、先日の新聞に載っていた。
現在、新潟市と山形市は外食のラーメンの世帯支出額で全国トップを競っている。