福島原発処理水を放出したところ中国は日本からの水産物輸入を全面停止した。
また、中国から発信された迷惑電話が無差別にかかり、鳴りやまないようである。
中国の日本大使館や領事館ならまだしも、福島市内の学校や蕎麦屋さんまでかかってきているようである。
そこで今回放出したとされるトリチウムについて調べてみた。
すると既に世界中の原発からトリチウムは排出されていることが分かった。
各国で発生したトリチウムは液体として海や川に排出しており、中国も日本よりはるかに多くのトリチウムを排出している。最も多いのはフランスであることが分かる。
ということは、日本でも福島原発だけではなく他の原発からもトリチウムは排出されていると思われる。
私はこの事実を知らなかったが、おそらく迷惑電話をかけている人たちも知らないであろう。
トリチウムそのものについても知っておいた方が良いかもしれない。
「トリチウムは水素の仲間(三重水素)で、日々自然に発生しているものです。
そのため、水道水や雨水、私たちの体の中にも含まれており、「自然界にも広く存在する放射性物質」です。」と書かれている。
そのため、水道水や雨水、私たちの体の中にも含まれており、「自然界にも広く存在する放射性物質」です。」と書かれている。
そのために、もう何十年もトリチウムは排出されていたにも拘らず問題化しなかったのであろう。
ただ、原発のトリチウムは自然に発生するものではないので、これが蓄積された場合のことも考えておく必要もある。
最も良いのは原発無しでエネルギーを賄えることができると良いのだが。