音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

四大浮世絵師展

2010-04-22 | 音楽
島根県立美術館で開催中の企画展
「中右コレクション 四大浮世絵師展」

オープニングイベントは、
コレクターご本人の中右 瑛氏のギャラリートーク。
前から一度こういうのに参加してみたいと思ってたので
美術好きのけーこさんに声をかけて出かけてきた。

少し遅れて到着、
展示室内に、中右氏、参加者の人たち、報道関係者の人の群れを
みつけたので、遠慮がちに仲間いりする。
マイクを持った中右氏が、170点の作品からセレクトし、
自由に解説しながらまわっていくというスタイル。

知らないことだらけの私としては、どのお話もとても興味深い。
よく見え、よく聞こえるほうへと、徐々に前へ前へ出て行くのは、
当然のこと!

初参加のオープニングイベントは、
参加者の顔ぶれからして年齢少々お高めなのは、浮世絵展だからかな。
和服姿の女性がおられたり(憧れる!)
浮世絵に詳しそうな雰囲気のみなさまがた。

解説は楽しく、わかりやすく、おかげで「浮世絵の世界の入り口」に立てた気分。
パスポートもあることだし(ここ重要!)
また、ゆっくりと鑑賞しにいきたい。
中右先生~、ありがとうございました。

~特に印象に残った解説、喜多川歌麿の二点をピックアップ

「山姥と金太郎」

ぼさぼさの髪のおんなの着物から、
豊満なおっぱい=ボインがはみ出てる
ほんとだったら、完全にNGだが、金太郎(=赤ん坊)がいることで
言い訳ができるようにしてあるそうだ。
他にも何枚か言い訳つきの「おっぱいの絵」あり、必見かも

「教訓親の目鏡俗ニ云ばくれん」

当時には、珍しいビードログラスでお酒をたしなむ16歳ぐらいの少女。
羨ましいぐらい、色っぽ~い
「女」は17,18ぐらいが華で、はたちはおばさん、
24,5はおばーさん?で
女は終わり・・・・

「今は違いますよね」と参加者の顔ぶれをみて、気遣う中右氏。

パスポート使用2回目クリア。
「身近で気軽な美術館ライフ」は順調なスタート

<美術館サイト>
                                       
http://www1.pref.shimane.lg.jp/contents/sam/ja/exhibition/kikaku.html
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