「回転しながら落下」奈良県で小型機墜落 2人死亡(17/08/14)
関西大会への代表校、決定しました。
明浄学院高校吹奏楽部は、河合第三小学校金管バントのOGが出場します。
応援よろしくお願いします。
今日も暑かったです。
「メダルいけるぞ」仲間励まし、表彰台に2人 男子競歩
2017年8月13日23時26分
男子50キロ競歩は史上初の複数メダル、出場3人ともが入賞と、日本が世界で戦えることを証明した。銀メダルの荒井は終盤まで競り合った小林、5位の丸尾を満面の笑みで、フィニッシュラインで出迎えた。
リオ五輪金、銀の両メダリストが出場しなかった今大会。この種目の日本勢最年長、29歳の荒井には、仲間をリードする余裕があった。隣で歩く小林が歩型違反の警告を受けると「まだ一つだから冷静に」とささやいた。給水では水を2本とって渡す場面もあった。
残り13キロ。小林と一緒に集団を抜け出した。そのとき、荒井にはまだ余裕があったが、小林の呼吸の乱れに気づき、なんと自ら「ペースメーカー」を買って出た。2人で確実にメダルをとる戦術をとり「メダルいけるぞ」と励まし続けた。
ここまで荒井が仲間思いなのは、日本競歩界を盛り上げたい一心だからだ。
今春、男子50キロ競歩廃止の可能性が一時浮上した。存続が決まり胸をなで下ろしたが「もっと活躍しないといけない」と感じた。
競歩の現状を広く告知しようと、ツイッターのアカウントも開設。7月に北海道であった合同合宿では、女子20キロ代表で今大会18位だった岡田に「将来メダルをとるんだろ。女子競歩を引っ張れ、しっかりやれ!」と励ました。
ロンドンは5年前に五輪代表から漏れた、人生の分岐点だった。夢だった舞台で、荒井はすっかり日本のエースになって、5年越しに躍動した。
【ダブル表彰台一問一答】小林、早大時代は箱根駅伝目指していた「途中で荒井さんが何度も声をかけてくれた」/世界陸上
陸上・世界選手権男子50キロ競歩(13日、ロンドン)バッキンガム宮殿前付近の周回コースで行われ、リオデジャネイロ五輪銅メダルの荒井広宙(29)=自衛隊=が3時間41分17秒で銀、小林快(24)=ビックカメラ=が3時間41分19秒で銅メダルを獲得。日本勢はこの種目で2大会連続の表彰台となり、初の複数メダルとなった。丸尾知司(26)=愛知製鋼=が3時間43分3秒で5位に入り、全員が入賞した。世界記録保持者ヨアン・ディニズ(39)=フランス=が3時間33分12秒の大会新記録で初優勝した。
小林は昨年10月の全日本50キロ競歩高畠大会でこの種目に初挑戦。日本歴代4位の好タイムで優勝し、ロンドン切符を手にしていた。秋田工高では長距離と競歩を両立し、早大入学後に箱根駅伝を目指したが実力を発揮できず、3年時から競歩に専念していた。
レース後の日本勢との一問一答は以下の通り。
--レースを終えて
荒井「何とかメダルを取ることができてホッとしている」
小林「途中で荒井さんが何度も声をかけてくれて、『2人でいこう』といってくれて、何とか粘りきることができた」
丸尾「何とか2人のメダルに続くことができてよかった」
--北京大会は4位、リオ五輪は銅、今大会は銀
荒井「本当にうれしい。メダルを取らなきゃいけない気持ちがあった。仕事ができてホッとしている」
--40キロから苦しかった
小林「僕が1つ(枠に)入ってしまったせいで代表になれなかった選手がいる。そういう人たちが見ていると思ってがんばりきることができた」
--本当に苦しい50キロだった
丸尾「本当にたくさん方々の応援が聞こえて、みなさんの力のおかげでゴールすることができた」
--競歩は日本のお家芸となった
荒井「まだまだこれから強くなっていくと思う。日本中のみなさんにもっと期待してもらいたい」
--初の世界陸上
小林「50キロ、2回目の挑戦でチャレンジャーの気持ちで臨んだ。最後までレースを楽しんで歩くことができた」
--先輩たちの努力もあった
丸尾「荒井さんだけでなく先輩たちが敷いてくれたレールに乗って、この結果がある」