第67回関西吹奏楽コンクール(関西吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学A部門が26日、和歌山市和歌山県民文化会館であり、近畿2府4県の大会を勝ち抜いた26校が演奏を披露した。

 審査の結果、兵庫県宝塚市立中山五月台と加古川市立中部、大阪府豊中市立十一の3中学が関西代表に選ばれた。10月21日に名古屋市で開かれる全日本吹奏楽コンクール(中学の部)に出場する。

 代表以外の結果は次の通り。

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 【金賞(代表以外)】兵庫=加古川市立浜の宮、宝塚市立宝梅、西宮市立上甲子園姫路市立大白書▽奈良=天理、生駒市立生駒

 【銀賞】京都=長岡京市立長岡、京田辺市立大住、精華町立精華西▽大阪=関西創価、箕面市立六、豊中市立九、大阪市立真住、大和川▽兵庫=加古川市立氷丘▽奈良=香芝市立香芝

 【銅賞】滋賀=守山市立明富、守山南、県立守山▽京都=京都市立桂▽大阪=大阪市立菫▽和歌山紀の川市立打田、和歌山市立紀伊

■大迫力の低音「今までで一番」

 代表に選ばれた豊中市立十一中は自由曲の「トリトン エムファシス」で大迫力の低音を響かせ、観客を魅了した。部長の大(おお)志(し)茂(も)さくらさん(3年)は「細かい和音の調整に力を入れてきた。今日は今までで一番の演奏になった」と喜びをにじませた