【モントリオール(カナダ)田原和宏】体操の世界選手権は最終日の8日、種目別決勝が行われ、男子跳馬は2本の跳躍の平均点で争われ、リオデジャネイロ五輪銅メダルの白井健三(日体大)が14.900点で初優勝した。2位とは0.001点差だった。初出場の安里圭亮(相好ク)は14.349点で6位だった。日本が跳馬で金メダルを獲得するのは1978年ストラスブール(フランス)大会の清水順一以来、39年ぶり5人目。

 白井は個人総合の銅メダル、床運動の金メダルと合わせて今大会三つのメダル獲得。世界選手権のメダル獲得数を通算8個(金5、銀2、銅1)とした。