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ホンダ「スーパーカブ」 世界初の生産台数1億台に 10月19日 4時11分
ホンダ「スーパーカブ」 世界初の生産台数1億台に
10月19日
大手自動車メーカー、ホンダの創業者、本田宗一郎氏が開発を指揮し、半世紀以上にわたって世界各地で販売されている「スーパーカブ」が今月、オートバイとしては世界で初めて、生産台数1億台を達成しました。
「スーパーカブ」はホンダの創業者、本田宗一郎氏の指揮のもと、戦後の国民の暮らしを豊かにする製品を作ろうと開発が進められ、今から59年前の昭和33年に発売されました。
斬新なデザインや耐久性、燃費のよさなどが広く支持され、発売から2年後には年間の生産台数が56万台を超え、国内で生産されるオートバイの半数近くを占めるまでになりました。
「スーパーカブ」はその後、東南アジアを中心に海外でも売り上げを伸ばし、現在160を超える国や地域で暮らしに欠かせない足として普及しています。
そして、今月、オートバイとしては世界で初めて生産台数1億台を達成しました。これを記念してホンダは19日、熊本県大津町にあるオートバイの工場で、八郷隆弘社長など関係者が出席して式典を開き、「スーパーカブ」の最新型のモデルが披露されることになっています。
スーパーカブとは
商品名の「カブ」は、英語で「猛獣の子ども」という意味です。小さいエンジンでもパワーがあることをアピールするため名付けられ、時代を越えて新しいものを作るという思いを込めて、頭に「スーパー」がつけられました。
発売当時、エンジンはライバルメーカーの50CCのオートバイに比べ2倍以上の馬力で、ガソリン1リットル当たり90キロ走ることができる、優れた燃費性能も備えていました。
また、スカートをはいた女性が足を上げて座席をまたがずに乗り降りできるデザインや、そば屋の出前が岡持ちを片手で持ちながら運転できるよう、足だけでギアを変えられるようにするなど、当時としては革新的な製品でした。
消費者のニーズを捉えたスーパーカブは、発売から2年後には年間の生産台数が56万台を超え、当時、国内で生産されるオートバイの半数近くを占めるまでになりました。
近年ではとりわけ、インドネシアやタイなど東南アジアの国々で需要が伸びていて、年間の生産台数は世界全体でおよそ300万台に上ります。
スーパーカブは発売当時からスタイルや性能が大きく変わらないにもかかわらず、60年近くにわたって国内外で広く利用されていて、オートバイとしては世界で初めて生産台数1億台を達成しました。
発売当時、エンジンはライバルメーカーの50CCのオートバイに比べ2倍以上の馬力で、ガソリン1リットル当たり90キロ走ることができる、優れた燃費性能も備えていました。
また、スカートをはいた女性が足を上げて座席をまたがずに乗り降りできるデザインや、そば屋の出前が岡持ちを片手で持ちながら運転できるよう、足だけでギアを変えられるようにするなど、当時としては革新的な製品でした。
消費者のニーズを捉えたスーパーカブは、発売から2年後には年間の生産台数が56万台を超え、当時、国内で生産されるオートバイの半数近くを占めるまでになりました。
近年ではとりわけ、インドネシアやタイなど東南アジアの国々で需要が伸びていて、年間の生産台数は世界全体でおよそ300万台に上ります。
スーパーカブは発売当時からスタイルや性能が大きく変わらないにもかかわらず、60年近くにわたって国内外で広く利用されていて、オートバイとしては世界で初めて生産台数1億台を達成しました。