世界バドミントン:奥原希望が「金」 日本勢40年ぶり
【欧州総局】バドミントンの世界選手権最終日は27日、英国のグラスゴーで各種目の決勝が行われ、女子シングルスで昨年のリオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(のぞみ)(22)=日本ユニシス=が同五輪銀メダルのシンドゥ・プサルラ(インド)に2-1で勝ち、初優勝した。日本勢の金メダル獲得は、1977年の第1回大会で女子ダブルスを制した栂野尾悦子、植野恵美子組以来、40年ぶり。女子シングルスでは初の金メダル。
女子ダブルスでは福島由紀(24)、広田彩花(23)組(再春館製薬所)が陳清晨、賈一凡組(中国)に1-2で敗れ、銀メダル。日本勢は今大会で史上最多4個のメダルを獲得し、2020年東京五輪に向けて、期待が膨らんだ。