3月初旬のOmas Garten主催スタイリング研究会第2回目は、春の訪れを感じさせるお花盛り盛りのスタイリング3パターンとなりました。
ひとつめのテーマは「春のバースデーパーティー」🤗
わが家では誕生日が来るとヴィーガンのショートケーキを毎回作るのですが、
撮影会では豆腐と大豆ヨーグルトを使ったチーズケーキを焼きました。
寒い冬も終わりを告げ、粉をぎっしり焼き固めたお菓子はちょっと重たくなってきた季節。ぷるんぷるんに固まった豆腐とヨーグルトがしっとり柔らかい食感のお菓子に仕上がりました。
テーマカラーがオレンジ色や黄色のビタミン色なので、ケーキのトッピングにもアプリコットをぎっしりとのせることに。
時期的に缶詰のアプリコットを使いましたが、甘酸っぱさがしっとりケーキにぴったりでした。
この豆腐チーズケーキはよくわが家で焼いていたレシピをさらに簡単にしたもの。意外と材料は適当でも固まるんだなと驚いた記憶が😅
大豆ヨーグルトが日本だと入手困難かもしれませんが、ドイツだとオーガニック無添加のものがスーパーで簡単に見つかります。
材料が手に入ればぜひ作ってみてください。
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豆腐チーズケーキのレシピ
大きなタルト型(28cm)1個分
【タルト生地】
A 植物油(なたね油)100g
A メープルシロップ50g
B 薄力小麦粉150g
B 全粒小麦粉100g
A 塩少々
B ベーキングパウダー小さじ1
【フィリング】
C 大豆ヨーグルト400g
C 豆腐200g
C 植物油(なたね油)180g
C バニラ少々
C メープルシロップ50g
C コーンスターチ大さじ5
C レモン果汁1個分
【トッピング】
アプリコットなどお好みのカットフルーツ
《作り方》
1.Aの油、シロップ、塩をボールに入れて、泡立て器でよく混ぜて乳化させる。
2.Bの小麦粉とベーキングパウダーをよく混ぜてから1に追加して、ヘラでまとめる。
3.型に油を塗っておく。
4.まとまった2の生地を型に入れ、指で型に沿って均一に成型してタルト型を作る。
5.別のボールにCのフィリング材料を全て入れてブレンダーでよく混ぜる。
6.混ざったフィリングを4の生地の上に流しこみ、上にフルーツをのせる。
7.予熱したオーブン175℃に入れて固まるまで約50分ほど焼成すれば完成。
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テーブルのコーディネートはビタミンカラーに青と白で南欧風。
見ているだけで気分は爽やかに。
白い器はドイツのローゼンタールの薄手のものだそうで、よく見ると繊細な模様が入っていて可憐で憧れます。
テーブルクロスは使うだけで特別感が出て、雰囲気が華やいで見えました。青いアンティークのリボンが重ねてあるそうです。
ドイツではこの撮影会のすぐ後からコロナ騒動が広がりました。
しばらくお家にこもる生活が続きますが、気分がふさぎがちなこの時期に、食卓にちょっとだけ工夫を凝らして雰囲気を和ませられたらいいなと思います。
各ご家庭で皆様が健康なまま今という困難な時期を無事に乗り越えていけますように。