空と鉄路

私の趣味の紹介です。「空」は飛行機プラモデル
の写真、「鉄路」は蒸気機関車の写真です。

プラモデル 4 P-51、 P-47

2011-10-14 18:28:58 | Weblog
  P-51D ムスタングは今大戦のドイツの降伏に大きい貢献をしたといわれている。
イギリスからドイツへ向かう爆撃機に対する護衛戦闘機は航続距離の制約から途中
までしか任務をはたせなかった。このため、爆撃機の損害は多く、十分な戦果が得
られなかった。高速で航続距離の長いムスタングの登場による十分な援護で爆撃の
効果があがり、ドイツの降伏を早めたという。英ロールス・ロイス社の水冷エンジ
ンを米パッカード社で生産したもので水冷のため、スマートな外形となっている。
戦後は日本でも姿がみられた。

  
キットはタミヤの1/72で作りやすく大きさも手頃で問題なし。

  ムスタングはノースアメリカン社だがつぎのP47 サンダーボルトはリパブ
リック社製。エンジンは2300馬力で日本の戦闘機の2倍ちかくある。空冷のため
ずんぐりした外形となっていて重戦闘機ともよばれ、高出力による大きい搭載量
をいかした戦闘爆撃機としてつかわれた。
   
   
   キットは有井の1/48。この1/48のシリーズは大きめだが、堅実なつくりで、
初心者には作りやすいキット。値段も670円ほどで、コストパフォーマンスは高い。 

プラモデル  B-29

2011-10-08 23:05:11 | Weblog
ボーイングB-29は日本の都市を爆撃した爆撃機として高年齢の人達には
あまり良い印象をもたれていないきたいである。だが、飛行機そのものとして見た
場合はその優美な容姿は魅力的だ。球形の先端をもつ円形断面の胴体にアスペクト
比の大きい直線翼という空力的に無駄のない機体は見るからに高性能を思わせる。
事実、高空を高速で飛来し正確な照準で爆撃する本機をまともに迎撃できる日本機
はなかった。そため、一部武装を撤去したほどだ。爆撃用はB-29A”スーパー
フォートレス”とよばれているが、種々の用途の機体がつくられた。モデルは空中
給油用のボーイング式給油装置をつけたKB-29だが、尾部にパイプの出たのは
B-29らしくないので同梱されていた砲塔などをつけ給油装置を取り去って、
B-29Aらしくしたが、マークが給油機のものなので、知っている人は奇異に思う
かもしれない。

    モデルはフジミの1/144で出来上がりの翼幅は30cmになる。この
モデルにはバリエーションあって、F-13として発売されているものがある。
これはB-29の偵察型だがやはり砲塔つけA型らしくしたが、やはり、塗装と
マークは偵察型のもになった。

    このF-13は後にはKB-29とよばれる。B-29の後継機はB-50
と呼ばれエンジン部以外はよく似た外観をしている。このきたいは戦後、気象観測
機として日本をカバーし、台風の時は目の中へはいってデータを収集した。キティ
台風やカスリーン台風の頃だ。