空と鉄路

私の趣味の紹介です。「空」は飛行機プラモデル
の写真、「鉄路」は蒸気機関車の写真です。

プラモデル 8

2012-01-22 21:31:49 | Weblog
   大分前に作ったF4F ワイルドキャットでキットのメーカーもわからない、アンテナも折れてしまった。F4Fは今大戦初期の米軍の主力戦闘機で零戦に対抗する機体で性能もほぼ同じ。戦果も互角だが、ややF4Fが優位といわれている。


   F4Fの後継機としてまもなく、F4Uコルセアがが登場したが、使い勝手の点から、すぐにF6Fヘルキャットが主力艦戦となる。太い胴体は2000馬力の星型エンジンによるもので、零戦のほぼ2倍の出力である。このため、速度、上昇性能に勝る本機が日本との航空戦を制することとなった。キットはACADEMYの1/72.


   零戦は初期にはその性能をして、活躍したが、改造を重ねるだけで、新たな後継機が現れなかった。下は同じスケールで比べてみたものだが、華奢な零戦に対してゴツイ感じがする。以前、体型が太目の人を「グラマン・ヒコーキみたいね。」といわれていたのを思い出した。
 

プラモデル 7 「隼」

2012-01-09 21:34:34 | Weblog
   日本の戦闘機というと海軍のゼロ戦に対して陸軍は「隼」を思い浮かべる年配者は多い。戦時中は藤田 進主演の 「加藤隼戦闘隊」という映画が作られ、主題歌はよく知られた軍歌の一つだ。この映画は1968年頃再上映されて見にいったことがある。一式戦闘機「隼」はそれまで使われていた固定脚の九七式戦闘機に代わるもので引き込み脚、空戦フラップ、可変ピッチ・プロペラなど近代的な装備で登場した。写真は一型(キ43-I) で二翅プロペラ、車輪部のカバーないのが目立つ。1/72だが、キットのメーカーはわからない。

   二型(キ43-II)は性能向上型でプロペラは三翅となり、この型が多く生産された。下は一式戦闘機二型「隼」。キットはARIIの1/72
  

プラモデル6 零戦

2012-01-09 16:32:32 | Weblog
   大戦初期に量産された、いわゆるゼロ戦は二一型と呼ばれ艦上型のため翼端が500mm折り畳み式となっていた。この折り畳み部をなくして翼幅を短縮し、そため角型の翼端としたのが三二型と呼ばれる機体である。数は少ないが見分けやすい。

   この三二型は速度は増加したが、航続性能が悪くなったため、翼幅を元に戻し、航続性能も向上させたものが二二型として生産された。このあとに生産されたのが五二型。下の写真は二二型。キットはHasegawaの1/72だが、購入してから時間がたっている。360円だった。




   機体の呼称について。ゼロ戦は十二試艦戦として開発発注され、零式艦戦として生産された。十二試というのは昭和十二年度の試作発注の意味。零式というのは皇紀2600年度を意味している。皇紀というのは神武天皇の即位から数える年号で昭和十五年-1940年が皇紀2600年にあたる。九十八式とか九十七式というのは皇紀2598または皇紀2597年度を意味している。皇紀2600年度は海軍は零式だが、陸軍は100式といっていた。

プラモデル 艦爆「彗星」

2012-01-07 10:08:52 | Weblog
  投稿の間隔が開いてこまります。今回は艦上爆撃機「彗星」。初めは13試艦爆という試作指令から海軍の空技廠で1940年に1号機完成。水冷発動機装備で乗員2名。この機体の性能は予期以上で、まずは二式艦上偵察機として採用された後、若干改修して「彗星」一二型という艦爆として採用された。


  写真のキットはARIIの1/72.  ほどなくして、海軍は空冷エンジンを装備した機体も設計製作し、「彗星」三三型とよばれた。日本の水冷エンジンはドイツのダイムラーをもとに作られていたが、トラブル多く稼働率はよくなかった。典型例は陸軍の三式戦闘機「飛燕」で空冷に改造して五式戦となった。 下の図は三三型でキットは
FUJIMIの1/72.