おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 米SP500が連日の最高値。ラッセル2000も採用開始以来の数値。米中型小型の景気敏感株が上昇すると、日本株も上昇するという今の相関性。
…「政治が安定している」という事で、日本の不動産が海外勢に買われています、安定収益と高い利回りで。大阪や福岡の不動産に海外勢のマネーが流れているそうです。貸オフィスの賃料は下落していますが、強気の海外勢(REITはオフィス物件が多く、外人にはそんなに人気は無いとの事)。マンション在庫が膨張な今の日本。
バイデン人事で最重要な国防長官のポストが未だ決まっていないことは、マーケットに少なからず影響あり?有力候補のミシェルさんが防衛産業と近い、という事から、民主内左派から反対を受けているという事で。⇒ここから、民主内での「バイデン vs 左派」が見えてきています。
…英のニュースが3つ。
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- ファイザーワクチンを来週前半(12/7)から接種開始、とジョンソン首相が表明した事。
- 英政府が、日本とのEPAで期待するNECの5Gインフラの整備技術(NECは今朝のニュースで「IoT用アンテナ(何にでも繋がるシステム)に参入する」というニュースが有り)をテコに、デジタル分野のビジネスを強化する、と表明。
- 「英ジョンソン首相が、解散制約の廃止へ」⇒首相の意思で議会を解散できるという以前のルールに戻すとしました。これは日本の憲法改正論議に影響を与えると見られています。
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…ベージュブックは「景気は鈍化傾向」とされました。「控えめ」から「緩やかに回復」という文言も入りましたが。「楽観論は無くなった」とも。工場や学校の閉鎖で雇用が妨げられ、失業率が高まった、とも。
来年1/5のジョージア州上院の決選投票に注目です。「ねじれ」が解消されるかどうか。共和党支持者の多い州ですが、バイデン勝利を公式に認定したジョージア州知事(共和党幹部)。⇒トランプ支持者の怒りとなり、更には共和党への反発にもなっていると。「投票に行く価値は無い」ともいうトランプ支持者の声が聞こえてきているとのこと。トランプ支持者の動向に注目です(投票日前にバイデンが現地入りするそう)。12/11に暫定予算切れとなる米、それまでに上院の上乗せ特別給付を何とか合意させなければ「財政の崖」懸念再びの米。追加経済対策を1/6に持ち越してしまうと、民主党には不利となる。⇒1/20の就任式までに特別給付、「財政の崖」への対処etc. 基盤を作っておかなければ、「経済鈍化・不況の原因が民主党の責任」となってくるので。
…中国の輸出管理法、まずは暗号資産の輸出規制からだそうです。一部半導体も含まれると見られています。
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- 輸出したくないものに管理をかける
- 今後、「輸出制限、輸出出し渋り」となり、世界の貿易量を中国にコントロールされてしまうと見られています(采配とかをグローバルコントロールされてしまう)。
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⇒「対中関税は当面維持する」としたバイデンですが、2月の「米大統領経済報告」にヒントが出てくると見られています。
あとは、国有企業の社債債務不履行が増加している今なのに、格付けを落とすことを全くしていない中国当局。「債務不履行しているのはほぼ国有企業なので、中国当局の”救済”が入る」と見られてのこと。国有企業を後生大事にしているシージンピン。
…毎月第三金曜日の米のSQ値算出日(日本のSQの1週間後)。12月のこの米SQ後は例年、マーケットの参加者がグンと減少するので注意。
よろしくお願いいたします。