おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 米10年国債金利低下での、ナスダック史上最高値だったNY。カリフォルニア州などでの規制強化(患者増)etc. で、ダウ・SP500は下落でしたが。今日のプチ$安は「コロナ再拡大での、FRB追加緩和期待」。しかし、今週で米連邦予算が失効⇒職員が一時休業となり、政権移行が停滞するので、マーケットは下落すると見られています。故に、今週つなぎ予算可決させる見通し(下落を防ぐため)。⇒利確警戒!!
…欧州のEV車販売が中国を抜いた!前月比2.1倍へと拡大、世界最大シェアに。
…排ガス規制が世界的に2030年~2035年位までに押し寄せてきます。それに向けてESG投資も活況になるのでしょう(今まではリターンが少ないという因で不人気でしたが、GPIFにも組み込まれてきています)。
昨日あたりから、日本では「水素バリューチェーン推進協議会」というワードが頻出です。昨日にトヨタが会見をしていましたが、この「水素バリューチェーン推進協議会」はトヨタを筆頭に88社が参加する組織で、目的は①水素需要の創出、②スケールアップ・技術革新によるコスト削減、③事業者に対する資金供給(銀行などによる資金供給を豊富に、と)、これら3点を軸に、現況の問題を解決していくと。そして、
Ⓐ水素社会の実現、Ⓑ金融緩和(日銀の)と連携し、資金供給の仕組み作りを推進していく、とのこと。来年2月に政府に提言予定。「水を電気分解するだけ」なので、LEG(エチレンガス。シェールガスの副産物)並みに水素を2030年までに普及させたいという組織。水素ステーション・水素運搬船etc. イノベーションを起こすと。
& 英とEUの離脱合意交渉は段々と不透明になってきているかのようですが、今朝の時点で「英ジョンソン首相に、妥協の兆しが見えてきた」という報道がありました(日経モーニングプラスFT)。
7日の交渉が不発に終わり、フォンデアライエンECB議長が「合意できる状況にはない」と発言。12/10.11のECB理事会までには「離脱合意」が必要なので(ECB理事会での”承認”が必要なので)、高官などが「数日以内にブリュッセルで再交渉」とのフォローがありました(アイルランドは「9日までには合意必要。もし合意ができなければ、英は10日にも”合意なき離脱”へ進まなければならない」とか、EU側も「溝は深まった」などと煽っていますが)。
この「ブリュッセルで再交渉」は、英ジョンソン首相が出向くそうです。7日の交渉では不発。⇒しかし、漁業権交渉(政治的な意味合いが大きい。英「離脱したら豊かになったぞ!」と国民にアピールしたい。EU「英離脱で漁場が狭くなったじゃないか!」との批判を抑えたい。しかし、漁場はEU:GDPの3%くらいしかない)に進展がみられ、&一方的に離脱を進めているジョンソン首相に対し、英議会が超党派で出した”離脱合意案反対法”(?)が可決され(ジョンソンの離脱案にクギを刺した法案)、ジョンソン首相は「議会に従う」との報道。&「ブリュッセルに乗り込む」とも。もう一度再交渉の場を開くと見られています。息詰まる展開となってくる8.9.10日。ポンドとユーロは振れ幅が大きいと見られるので要注意。
…米トランプ大統領の対中政策が、矢継ぎ早に出てきています。
香港の民主党議員を辞職させた案件について、米が中国の全人代 常務委員会 副委員長14人に制裁を科したというニュース(これで昨日の香港上海は大きく下落)。トランプ砲が無視できなくなってきたので要注意!
…12/18米NY取引終了後に、「米銀行のストレステスト」が公表されます。コロナ禍でも、予想に反して改善しているので(伸び率鈍化だけど)、まだ高値を付けていないB株はワクチンでリカバリーと見られています(来年6月までは)。
今週は、
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- 米議会超党派による追加経済対策が合意となるかどうか。
- ECB理事会による資産購入プログラムの「追加緩和増額」の”大きさ”に注目。
- 今週失効となる米連邦予算。⇒調達局等が閉鎖となり、連邦政府職員が一時休業となる。⇒今週中に予算が可決されるかどうか。
- 来週のFOMC(12/15.16)、日銀政策決定会合(12/18.19)、
- 今週金曜日:日本メジャーSQ、来週金曜日:米トリプルウィッチ。
- 米12/18引け後、銀行のストレステスト公表。
- ブレグジットの行方(12/10までに決まるか)。
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諸々。外国人発の利確に注意!
よろしくお願いいたします。