暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#127

2020-12-17 07:49:42 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • ナスダック、またまた史上最高値更新。今日のFOMCパウエル会見で「年末年始の悲観売りは出ない」と見たマーケットだったので、故に、
      1. 春先まで金利上昇無さそう、と。⇒グロース買い(ハイテク IT)。
      2. 景気敏感株の中での”成長株”も買い(電機・精密・機械)。
      3. ビットコインも2万ドル突破。この1年で3倍に育ちました。

…来年の日本株は「日銀ETF買い次第」「外国人次第」だと野村証券の池田さん。特に、外国人は(最近少し買い増したが)引き続き6.6兆円規模を売り越している現況。買い余地が「+480円程ある」と仰っていました(野村、来年30500円視野)。

ただ、政府は2021年度予算を「106兆円後半になる」との調整をしています(今年度は102兆6580億円)。

          1. 防衛予算で5兆3400億円(次期戦闘機の開発を本格化する予定)
          2. コロナ対策で5兆円の予備費

など、過去最大になると見られています。21日に予算案を閣議決定する方針。

&来年から毎年薬価を下げていく事にした政府。来年はまず7割の品目で薬価を下げるとしました。「患者負担を減らすため」としていますが。薬価引き下げで、医療費を4300億円削減できるとのこと。

…「実質的な進展があるまで、利下げはしない」とした今回のFOMC。下げていたダウが、パウエル会見中に回復し始めました。

「2023年末まで実質ゼロ金利を維持」と言った事で金利上昇懸念が溶けたので、「株は上昇しやすい」との見方が世界中に広まった。故に、来年は成長率が高まる、とも。

マーケットの注目は既に「出口はいつか?」と「イエレンさんとパウエルの金融タッグ」というところ。超ハト派な二人は「雇用が戻って物価が安定するまで追加緩和は続ける」としていますが、お二人の任期は2022年までです。

でも、「2023年末までの実質ゼロ金利政策」の恩恵を受けるのは、株式投資をやっている富裕層のみ。目先数か月は「厳しい」とパウエルさんは仰っていました。故に、「一番厳しいときに、FRBは追加緩和をする」ともマーケット。今回はフォワードガイダンスの「明確化」を強くした発言でしたが、次回は追加緩和を実行するのかどうかに注目(JPモルガンチェースも野村も三菱UFJも、どこも「この数か月は米経済は厳しい」と、口を揃えています)。

…増税を必ずすると見られているイエレンさん。「まず増税をしてから⇒金融緩和をする」と、三菱UFJ:スズキさんは見ていました。なので、1/5のジョージア州上院2議席の決選投票は要チェック(共和が2議席取ると、「ねじれ」で民主案が通らなくなるので)。

&パウエルさん「2021年は ①米経済の正常化は難しい。②FRBは緩和姿勢を続ける 」とも。イエレンさん共にハト派ですが。ドル安志向と見られているイエレンさんですが、通貨価値を守る為(外資流入させるため)、むしろ「強いドル政策」を取ると見られている、と三菱UFJ:スズキさん。

そして、野村証券の池田さんは、「今の”米金利高・ドル安”の謎は(則では「金利高・通貨高」なのに)、マーケットがバイデン政策を織り込んでいるため。

「対中関税を引き下げてくると見られているバイデン」⇒「中国経済は良、故の元買い」⇒「故に、人民元高へと(=釣られ円高も併発)」、というのが織り込まれている今。織り込みが止まれば、元高(円高)も止まると見られる。

…米トランプ政権は今日米時間に「日本と中国の為替を監視継続する」と発表しました。&ベトナムとスイスを、初めて「為替操作国」に認定しました。

…SKEWは144.79(⇑5.84・⇑4.2%)。過去最高値圏。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。