おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
〈今日の私的材料〉
- 英BBC「中国が、台湾(世界の最新CPU等半導体OEM工場)のサプライチェーンを”世界から引き離す作戦”に出た時、世界は『半導体チップが手に入らない』という恐怖に陥るだろう」という台湾製半導体のサプライチェーンリスクに警鐘を鳴らしていた英。
…「互いの”出方”を見ながら次の手を練っている米中」と今朝キャッチ。「ペロシは、バイデンの”大統領権威”を貶めてしまった」とも。
昨日、中国軍戦闘機27機が、台湾海峡の中間線を超えている。&「日本時間8/4の13時~8/7まで、”重要演習(実弾射撃)”を行っている台湾周辺6ヶ所への立ち入りを禁止する」との警告も出している(”警告”を出した意図とは)。
…昨夜WORLD MARKETZ:近藤駿介さん。
今の為替は、5月の逆バージョンだ。今年5月は”これからますますインフレ⇑していく”という見方からの、輸出企業etc. の”$買い”だったが(決済資金用)。今はその逆で⇓⇓
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- 次回FOMCまで2ヵ月間、間が空くので(次回9月末)「そんなに為替は動かないだろう」という見方。
- 資源価格の下落。
- 輸出企業の今年の想定レートは120円辺りなので(物凄く儲かっているので)。
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…今朝ワールドニュース:中国CCTV。いつもの強面報道官ではなく、たまに出てくる女性報道官の発言。
「今後起こる事への責任は、米と台湾独立政府が一切の責任を取らなければならない」(台湾半導体サプライチェーン混乱か?)
- NYホリコさん。
…昨夜NYは3指数揃って大幅高だった。きっかけは、ISM非製造業(サービス)が大きく後退(インフレ圧⇓を示唆)したこと(米1Q(1-3月期)に広がった”Bad news is Good news"が当てはまった)。
…直近NYでは、Fed高官が相次いでタカ派発言。それを嫌気しての、ここ2日くらいの下げだった。
→しかし、昨夜からはマーケットの流れが変わってきた。”インフレ” ”利上げ”etc. に反応しなくなってきた。これらのワードを”相手にしなくなってきた”感。
→価格指数が大幅に下落してきているので。
→インフレ指標(特にCPI)は、全て遅効性。
住宅指標:1年半前の物
+”エネルギー価格が直近で⇓” ”航空運賃も⇓”
→∴「”古い指標”を見て」の動きではなくなった直近のマーケット。
→∴「金利がどうのこうの」ではなくなってきた。
…しかし「米国債3ヵ月物/10年物利回りの逆イールドは気にかかる」という日本からの質問に対して、
過去「逆イールドが出現すれば、1年半後にリセッションが来る」と言われていたが、直近では「過去のパターン」が何も当たらない・当てはまらない状況なので(∴気にするな、と)。
→一部のマーケット参加者が「インフレは永続的」とかいうので、インフレ急騰時(5月頃)に上昇していたものがここへ来て下落となり(リスク資産)、皆が株・債券でやられた後だったので”信じられる投資商品”がエネルギー(基本インフラ)しかなく。
→その”頼みの綱”だったエネルギーも⇓となり、∴インフレのピークアウトとなった年後半は、大手ハイテクに向かわざるを得ない。
…一気に円安→円高へと。海外勢が裁定取引(先物・現物の差)で買戻しを始めたのではないか?
米10年債金利が天井3.5%→今日終値2.706%(昨日は2.6%台まで行った)。低下してきた利回り(買われてる?)。
通常、ポートフォリオは60:40(株:債券)。も、今年は11/8の中間選挙etc. (秋に中国の共産党大会もあるし)イレギュラーな年なので、株の比率を落としている(日本などのローカルアロケーションを落としている、と昨夜近藤さん)。
&1Qで全部やられているので。しかし、売ってしまうと税金がかかるので、売らずにヘッジ取引(裁定取引)へと逃げている。
…「永続的なもの・こと」は、永続出来ではなかった、ということ。
(エネルギー・インフラetc. 生きていくのに必要な銘柄たち)インフレ⇑だったも、終焉。
巻き戻しが来ると見ていたが、一向に来る気配なし。∴手仕舞いせざるを得ない今。
→∴「インフレピークアウト」状態。→∴インフレ収まる。→「年後半、大手ハイテクに戻ってくると見ている」
よろしくお願いいたします。