おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。
〈今日の私的材料〉
- 中国政府:「ロシアに軍隊派遣へ。現地で共同軍事演習予定」 ~8/17.PM7:00
…印・ベラルーシ・タジキスタンも参加。
…昨日の英のインフレ率⇑10%の影響で米2年金利が急騰、∴米20年国債入札もHYも弱すぎた昨夜NY(20年国債入札は過去最大の下げ幅を記録した。TSYカーブのねじれ収縮せず(2.5.7.10.20.30年国債のうち3%に行ってないのは10年国債のみとなった))。
7月FOMC議事録は、そんなハトでもなかったし(『利上げペースはデータ次第』と明確な手がかりを示さなかった)、”来年前半のQE(利下げ)織り込み”も退治したFRBだが。
「深くは考えず」$円を拾っていくスタイルの人が多い今(プロは『どうでもいい存在』、プロ以外の人は『議事録をも大事に見ている』ような昨夜NYの議事録だった)。
…中国、北載河会議が終了したと見られる(長老たちと習らの会議)。
習主席以下、中国共産党最高指導部を構成する政治局常務委員の7名が、7/31~8/15の約15日間姿を見せなかったのだそう。この期間に北戴河会議に出席していたと見られている。
この期間中に⇓
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- 共産党政治局員:国務院副総理の孫春蘭氏が必ず使っていた「ゼロコロナ政策の堅持」というワードが消えた(『ゼロコロナ政策』は習の死守すべき看板政策であり、この政策に対する態度は習に対する忠誠の度合いでもあった)。→∴北戴河会議で何らかの変更等があったのではないか、と見られている。
- 人民日報が1面トップで改革開放の重要性を説いた(習の推し進める国内/対外政策はむしろ改革開放と逆行的で、改革開放は過去のものとなりつつある)。→∴このタイミングでの人民日報の記事は、北戴河会議の結果を表したものではないか、と見られている。
- 北戴河会議が終わったと見られる8/16、李克強首相が深圳(改革開放の聖地)に現れた。→∴北戴河会議で”改革開放路線”が優位に立ったことを示しているのではないか、と(∴習の挫折)。
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→∴秋の党大会までどう動くか。
…昨夜WORLD MARKETZ:近藤さん。
「来週のジャクソン・PCEデフレデータ・9/2の雇用統計などなど目白押しなので、9月末FOMCまでに”緊急利上げ”がされないかに注意。早めに降りた方が良い」
米モーゲージ債の危険率(支払い不能となるリスクが高い人率)が、リーマンショック前の高水準となった。
トランプのフロリダ州別荘の機密文書の件。FBIの操作。
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- 2024年選挙の為の「カード」
- 自身に対する訴追対策の「カード」
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として退任時に持ち出したのではないか、とWORLD MARKETZ:産経:塩原さん。
→トランプの弾劾側に回った下院共和党員10名のうち、今回の予備選挙で8人が議会に戻ってこれなかった。
→米議会乱入事件並みに大きな問題となる可能性アリ。
→「共和党内でトランプの力が再び大きくなってくれば、困るのはストラテジスト」と。
- NYホリコさん。
…「NY、流石に一服だったか?」という質問に⇓
「今年の大幅⇓は、金利⇑が因(投資家心理にダメージを与えた)。∴直近の金利⇓での投資家の”リスクプレミアム”による上昇だったので、一方向に行きやすい今」
…SP500が半値戻したが。
↓1280だったのが、4227まで戻ってきた(大底3850らへん)。久しぶりの大幅下落だったも、”トレンドが変わったかどうか”のクリアすべき関門は⇓⇓
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- 年末(決算。ヘッジファンドの決算は11月末に集中)に向けての”節税対策での売り”。含み損が無ければ売る必要はないが。どこまで売ってくるか(1-6月は皆負けてるはずなので。10月に集中すると見られる)。→∴11.12月はもう一段の上昇があると見ている。
- 自社株買いのラッシュ(INFLATION REDUCTION ACTで)があるかもだが、その分マーケット(市中)の株数が減るわけで。減った分の”反動があると見ているので、そこも留意しておくこと。
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…「今回の⇑を『1つのボトム』と見ても良いか?」
→「十分OK」。”悪性インフレ”かどうかがポイントであって(新興国通貨のような、通貨価値がどんどん下がっていくタイプは”悪性インフレ”。通貨と等価価値の物を買う傾向となっていく(GOLDとか))。
→も、今回は$が強く買われたので(米$が一番パフォーマンスが良い投資商品だった今年)。&モノに走る流れも無かったし。
→FRBの言う”長い一時的なインフレ”は本当だと思っているので、「底堅さは続く」と見ている。
…8/25-27のジャクソンホールで”何か新しいサプライズ(新政策)”が出るとは思わないが。
しかし、2年前のジャクソンでのサプライズ(事前に言っていた事とは違う発表となり、サプライズ相場となった)の例があるので、注意は必要。
も、昨夜議事録を見ても今回はサプライズは無いと見ている。
…ガソリン⇓:4$台で落ち着いてきた。原油も問題なし。
欧では天然ガス再急騰だった昨日だが。米では10年債利回りが3.5%で常態化すると見ている。
「株は40年ぶりの⇓。債券は長期に渡る投げ」で史上初な様相のパニックに陥った今年だが。
→もう”踊るモノ”が無くなったので。&水準に問題も無いし。
よろしくお願いいたします。