暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#14

2020-07-29 07:42:04 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • WHO「新型コロナ流行に季節性なし」の衝撃!

…衝撃的な報告となった、このWHOの「流行に季節性なし」。マーケットのベースであった「コロナは夏に終息」の見立てが覆ってしまった。

なぜマーケットにとって衝撃的だったのかというと、今後も季節を問わずコロナ流行(第2波、第3波ではなくなった)することにより、

①景気対策などで年後半に”追加支援”、”追加緩和”が出てくると見ている。

②故に国債増発の可能性が出てくる⇒YCCの可能性が出てくる。

これに対してか、FRBのパウエル議長が「緊急支援供給を年末まで延長する」と発表。…FRBのバランスシート&更なるあふれるジャブジャブ資金の副作用はどうなっていくのかが物見遊山。今夜はFOMC後にパウエル氏の会見があるので、”現状維持、据え置き”からの、YCC導入への言及が入るかどうかに注目(入ったら、プチ衝撃となる?)。マイナス金利にはしないと見られているパウエル氏(日本のこの30年間のデフレを分析しているらしい)。

…このところの円買いドル安だが、下記②と比べるとまだまだ劣る円買い。

①ドル売りの受け皿が豪ドルへと向かっている(資源輸入を、中国⇒豪へとシフトしている米なので)。

②5月からのユーロ買いドル売り。(EU復興基金創設期待からのユーロ買いが続き、今なおユーロは買われ続けている。ユーロ$=1.1714 過去最高。ECBの牽制発言に注意。)

そして、今朝のニュースで、「ECBが、自己資本比率が目減りして収益が減少したEU内の銀行に対して、資本増強を迫っている」というニュース。「銀行による自社株買い、配当も禁止する」とも。⇒ユーロ買いの流れが打ち止めとなるか?要注意(ユーロ安ドル高の懸念)

…このところの円買いは、例年の「8月の円買い」が当てはまるのなら105円割れと見られている。そして「9月の円売り」に関しては、米10年債が0.6%台と低水準にあるためドルを支えるには金利差エネルギーが不十分&新型コロナの影響でFRBが更にドル供給をする、と見られていることから、ドル需要が落ち込むと捉えられ、当面は102-105円での推移と思われる。

大統領選&新型コロナ再拡大の行方(NY市の隣のニュージャージー州でも再拡大中)等で、米実質金利の下落からのドル売り懸念も見られるので、日本株は要警戒だ(米の雇用の落ち込みは、日本株にはね返ってくる)。

…年後半の日本株について、GSは「横這い。楽観ではない」としている。以下、GSの日本株見解。

        • 来年6月までは24000台もあると見ている(11月頭の大統領選・新型コロナ再拡大は懸念材料だが)。
        • 急騰かダウンサイドか、の2択。

A:ワクチン早期開発なら急騰

B:・バイデン勝利(バイデンは親中反日)

 ・米中摩擦激化(海上衝突etc.)

 ・新型コロナ再拡大

 と、リスク多し。⇒故にマーケットはレンジ状態⇒前提を見誤らないセクター戦略が必要となってくる。

①持続的な成長銘柄(IT、電子部品、薬品)

②ESG投資

③景気敏感株(機械、鉄鋼、非鉄)

…南シナ海での、中国が領有権を主張するファイアリークロス礁では、中国海軍による対艦発射訓練もされている(米艦艇を想定して)。イランもホルムズ海峡で対米艦想定の軍事演習をしている今。

 

 

<今日の始値予想>

・1482:米債ヘッジ:2521円

・1552:VIX短期:10200円

・1679:NYダウ:24500円

・2561:日本国債:2739円

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#13

2020-07-28 15:46:09 | 日記

こんにちは。

 

 

<気になる材料>

  • 今回のドル安案件で、ビットコインとかGOLDとか、代替投資商品の急騰⇒マーケットの人口比率が老人≦若者になってきている。

…代替投資=オルタナティブ投資。ビットコインとか。今回のドル安案件は、「円が高いのではなく、リスクオンでの米株高⇒故の通貨安(ドル安)」だというマーケットの解釈の流れとなってきた。3/19を機に世界にドルがジャブジャブで。低位安定の金利で。今日明日のFOMCも安泰で。ノープロブレムだ。

…3/19らへんは有事のGOLDまで売られ、世界中が現金化に走った。各国中央銀行は米ドルを買い集めるのに奔走していた。そして$インデックスの急上昇。「本当に恐ろしいときは皆が米ドル買いに走る」という事を教えてくれた。

じゃあ、今回のこのドル売りは、「今は恐ろしい時ではない」という裏返しなのである。懐の余裕からの、ジャブジャブ買い(FRBからタダでもらったお金だし)。タダでお買い物。ドルを売ってビットコインやGOLD、銀などの代替通貨のお買い物をしているだけ。(これを限定的と見る参加者。105割れると見る大手銀行エコノミスト。イロイロ。)

まあ、円の実効レートも、企業への影響はないと見られているマーケットから見られている今日の円高。ジャブジャブ過ぎて期待インフレ率も上がり、内需のバリュー株が買い時か。

…リスク要因としては、ドル高に転じた時の、その成り方に注意、とアナリストは言っていた。⇒本当の意味でのドル高とは、米経済が立ち直って、「もうFRBの助けはいらないよ」となった時に(まだまだ先だが)、”強いドル”になると。GAFAだけに頼らない、企業の自社株買いに頼る株高ではない、コアな株高。個人消費も保全された夢の国のような。

…ポンペイオ国務長官とか、総領事館閉鎖とか、悪材料が株価に反映されてこない強い今。大統領選前に、断交やらなんやら物騒なことにはならないと見るマーケット心理の表れである。”今年1/15の米中の通商合意の破棄”がなされるかどうかが目下のトリガーか。

 

 

宜しくお願いいたします。


株価予想日記#12

2020-07-28 08:02:37 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • マクロではユーロ・円ともに買い材料はないのに、4か月半ぶりの1ドル104円台接近。

…”米の新型コロナ患者数が増加の一途”という材料だけで売られた様相の昨日のドル。

…コロナ患者数、経済指標では動かなかった最近だが、

①例年8月は円が買われやすい

②日本の実質金利はもともと高い(1ドル90円台のレベル)

で、ドルを買うか円を買うかで迷っているマーケットだが、米の原油が堅調⇒期待インフレ上昇でのドル高もあると見ている。

…大勢は一層の円高と見るも(104円台)、

①日本の中古マンション販売件数が下落

②1-3月期の日本企業の設備投資が速報値より大幅に下落(前年比5.3%減)。

…GDPも下方修正されたので、(も、このニュースが出たあたりでは、105.32から105.30へと)方向感のなさから、今日の材料は中国となりそう?あと、今夜はAMDの4-6月期決算がある。

 

…共和党追加支援策

      • 1200ドル/大人1人
      • 失業給付金への上乗せ部分を600ドル/w ⇒200ドル/w とした上で、延長することになった。
      • 中小企業へ新たに10兆円規模の追加支援&新型コロナによる企業の免責も盛り込む。⇒減税は盛り込まれなかった。

 

…GOLDが2011年9月以来の高値だ。取引時間中に一時1941.90まで行ったようだ。7営業日の続伸。低位安定の金利&FRBの強力なバックアップで、株とGOLDに来てる今。株とGOLDは本来反対の動きをするはずなのに…。今日、明日のFOMCも据え置き、現状維持と見られているし。

従来、「通貨が上昇すると、不安感からバランスが乱れる(自律神経失調)」と言われているが、この円高で、外債を買いまくっているGPIF日本の年金目減りのマクロはどう見られるのか。

…ヒントかなと思うのは、中国vs印。現在ヒマラヤで領有権を争っている2国だが、中国は2019にハイテク分野で印に巨額を出資している。(グーグルも、この間、印にインフラ整備として巨額を投資している)。ヒマラヤに加え、印は戦略分野を中国に握られている不安から、ハイテク系の同盟を中国から米へ移そうとしている今。巨額が動くか。

…豪は今年の成長見通しをマイナス4%と発表した。

…今回のコロナでの国債増発は、リーマン時、東日本大震災時のようには日銀は返済しきれない(リーマン、大震災時は8年かけてコツコツ穴埋めしてきた)。前回2案件の比にならない程の今回の国債増発は増税しかない、と見る向き多し。

 

 

<今日の始値予想>

・1482:米債ヘッジ:2522円

・1552:VIX短期:9430円

・1679:NYダウ:25300円

・2561:日本国債:2736円

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#11

2020-07-27 15:46:59 | 日記

こんにちは。

 

<気になる材料>

  • 今日の円高:「リスクオフの円買い」というよりも「金あまり」の投機買い。

…ファンダメンタルとかテクニカル、とかで買われているのではなく「買いたいから買う」での円買い。⇒投機筋がこの円買いで利益を出しているか?に注目!⇒他マーケットが上昇すると見ている。利益が出ていれば。

7/27夜、独のIFO指数、ムニューシン財務長官の再緩和策発表

7/28~29、FOMC(金利や政策は据え置きと見られている)は高値波乱に注意!

  • 先週金曜のダウは↓182だったが、7/27東京時間でのダウ先は↑88。米の中国への強硬路線、も、ダウ先物は14:59で26524ドル(↑53)。

14:00 ダウ先:26559(↑88)

            ナス先:10363(↓98)

            米10年債:↑0.588%(売られている)=株高

            ドル円:105.62  (14:13 105.58)

            ユーロ円:123.63  (14:13 123.52)

            ユーロドル:1.1705  ・今夜、独IFO指数。さらなるユーロ高ドル安?

  • インフレ連動債の実質金利が過去最低となっている今(マイナス0.9%)。

⇒目先のインフレ期待を呼んでいる。

⇒株とGOLDに向かっている(ジャブジャブ資金で)。

⇒インフレ期待が回復している!(皆ジャブジャブ資金で投資商品とかいろんなものを買うので。)FRBのとった政策が見事に的中!消費回復させた!(しかし、短期資金のGOLDなので、逃げ足早いので注意)

…中央銀行が実質ゼロ金利で強力な後ろ盾となっている今、絶対に暴落とか無い、と見ているマーケット。強気相場。(でも、なぜ”有事のGOLD”に買い?(銀も)なぜ円買いに来るのか?投機商品となっている日本。)

配当利回りが5%を上回っている銘柄を拾っていくチャンスな今。

  • 7/28.29のFOMC⇒「すぐには金利引き上げは無理」として、据え置くだろう、と見るマーケット。

故に、低金利金融相場はまだまだ続くと見るマーケット。(金利は少しずつ切り上げていくと見られている)⇒次回FOMCは9月。明日のFOMCはフォワードガイダンス、YCCの必要性に触れるか?に注目。

  • 7/27 AM7:00は106.00。⇒PM 12:00は105.55。(一時105.40台)やぶれた。4か月ぶりの水準。

⇒テクニカル面での地合の悪化。落ちつき所まで落ちると見るマーケット。(リスクオンでもリスクオフでもドル売りな今。米の長期金利が上昇しているからなのか、不可解なドル売り)

⇒105丁度、もしくは、もう少し↓まで(104台乗せる?)行くかも、とマーケット。

…目先は、①ドル売りたい人多い、②債券買いのドル売り、で、ドル売り円買いの地合いと。

 

 

宜しくお願いします。


株価予想日記#10

2020-07-27 07:39:32 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

…日本が4連休の間に、

  • 米中それぞれが駐総領事館閉鎖合戦
  • 黒人人権保護デモの散発
  • 共和党が予定していた来月末のフロリダ党大会の中止
  • 期限切れが迫っていた米財政政策の、支援策延長決定(27日にムニューシン財務長官が詳細を発表

等々。サプライズは、米政府による一律給付金の第2弾、「大人1人につき1200ドル」のばらまき。大統領選へのトランプの票集め賄賂。マーケットでは、バイデン勝利なら株式相場の20%大幅下落&売れ筋銘柄がひっくり返る、という予想。トランプ勝利だと、米中激化(中国が外貨を稼ぐために重要な南シナ海(航路)を守るために、大きい動きに出ると見られている)。南シナ海で軍事演習をしている今(7/25~8/2)

…米の6月新築住宅販売件数が13年ぶりの高水準だった。13.6%の増。2か月連続のプラス。これで後々の中古物件販売数も安泰と見る動きもある。しかし、貸し出しを7月から急激に貸し渋り始めた米銀行。長期視点での先を見据えての体力構築&負債の芽対策。(7/8あたりの米社債相場の連日高騰で、BRやモルガン・スタンレーの自社株売り。⇐今の短期的リセッションの因と見る。)

FRBが買いオペした社債やCPをまるっとBR(アイ・シェアーズ)に丸投げしているので、かなりのハイイールド債を保有しているBR。「バックにFRBがついているから」と安心してハイイールド債に資金をつぎ込んでも、本当にいいのだろうか?日本のバブル時には、”政府お墨付きの第3セクター”、鉄道やら住宅関連組織やら何やらが、結構潰れていた。普通に見限っていた政府だった。

…まあ、国債相場の世界的下落は、どこかの大手銀行のスキャンダルが出たら来るかもな。

…あと、この4連休中に散発的に気になった話題は、

  • 米の国土安全保障省が「対中国省」?みたいなポジションを創設すると発表した。
  • 日本の秋田と山口に配備する予定だったが白紙となったイージス・アショアを、グアムに配備することになった。グアムにはすでにTHAADが配置されているのに、なぜ?
  • 格付会社ムーディーズが、英ロイズ銀行の施行する「人種政策」で同行の評価を格上げ。ESGでの格上げは初。
  • 米シェールオイル大手が、掘削停止による低迷で人員削減。⇐ハイイールド相場に影響あり。
  • インテル:次世代CPU投入時期が予定より遅れる、と発表。時間外取引で10%の下落となった先週(金)。台湾TSMC vs インテルよりも、藤井聡太君影響でAMDに注目が集まっている。

 

 


よろしくお願いいたします。