暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#9

2020-07-24 14:18:19 | 日記

こんにちは。

 

<気になる材料>

リバランスな東京⇒株価と業績の乖離が縮小し始めたNY。連休ではあるが、BRのCEOやモルガン・スタンレーCEOらへんが自社株売りを7月に入ってから仕掛けているという話題があったので、少しだけ(でも売玉規模は今年1/15レベルにはあともう少し)。

…この計画的な短期的リセッション匂わせ(上院閉会の8/3には戻るか)。株価調整ではなく、債券安全資産人気がゆえと見る(GOLDも↑24.9)。2年ぶりの$安水準は利回り低下というより、ECB理事会復興起債・復興基金可決の残波か。

…10年物インフレ指数連動債の利回りが過去最低をつけた、という事には大きな意味があると思う。応札倍率は2.24%。利回りマイナス0.930%。流通市場の利回りはマイナス0.88%。注目は、各国中央銀行の入札がほぼほぼだったという事。⇒故に、10年以内のハイパーインフレを各国中央銀行は織り込んでいるという事(デフォルト・預金封鎖・デノミ・銀行口座凍結に注意)。

…米のマイルズ・ユ氏(米海軍大学校教授・米国務総省顧問・中国共産党の民主化を目的としている・「”中国人は2倍返しにされると黙る”という中国人心理の作戦)原作脚色による、米国の強硬対中政策も終盤に差し掛かってきた様相だ。(”敵が出てくれば引っ込む、敵が引っ込めばでてくる”という、従来の中国手段(フー・チンタオ(こ・きんとう)以前のハト派的西太平洋制覇手段)を、シー・ジンピン率いる今の中共神7たちが荒治療的にタカ派へと変貌させ、世界の嫌われ者となっている今。もはや堂々と(米以外に)報復措置布告もできるようになった。そして、今年1/15合意の米農産物輸入を、着々と履行している今の中国。)

ポンペイオ国務長官が、ファイブアイズ&ファイブパワーズの+αとして、アジア全地域に米軍を配備すると明言していたこと(イギリス訪問中ではなく次国のデンマークでこれを明言していた)と、今年の9~12月に起こる事象に注視。

…「崖議論」(7月末に訪れる”財政の崖”)をコロナにかこつけてうやむやにケムに巻きたかったと見る”来月の共和党のフロリダ党大会の中止”は、米民主党や二階派陣営の中国利権に弾みをつけるか。

 

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#8

2020-07-22 07:32:34 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 7/27から始まる香港版ナスダック・ハンセンテック指数。

…米でいうところのナスダックである”香港ハンセンテック”。中国でのハイテク企業マーケット”科創板”(SMICを米から呼び戻したりで地位向上を目指している)や米ナスダックを見据えての立ち上げなのだろう。しかし、香港金融センターがこういう状況になった今、円滑に事は進むのだろうか。この一報が流れた7/21の14時頃には、ナスダック先物は一瞬↑60ポイントの急伸となったが、その後はジリ安。国家安全維持法では、香港は中国の法律が適用され、中国の解釈でOKです、という文言が入っている。中国は香港という”領土”が欲しいのであって。西太平洋を手中に収めるために、尖閣も沖縄も欲しい中国。

…9年ぶりの高値となったNY金。$安の支援もあり終値は1843.9ドル。昨日の国内でも小売価格(税込)1g 6937円の史上最高値をつけた。7/20のナスダックで10767(↑263)、と同時にナスダック版VIXであるVXNも急上昇、後の、この今日のNY GOLD価格である。7/22ナスダックは10680(↓86)の反落。ナスダッククラッシュ発のリセッション来るか(8/3の上院閉院で押し目が来ると見る)。&7月に入ってからの日米銀行の貸し渋り態度も急激に厳しくなってきている事も、VXN上昇の因か?ECB理事会92兆円合意からの金価格拍車ではないように感じる。なぜなら、ユーロは織り込まれていたから。

…バイデン:保育・介護分野に、10年間で80兆円を投資するという案を出してきた。3-4歳教育を無償化&この分野の雇用を創出するとも。バイデンが勝利すれば法人税が20-30%増税となるので、企業利益が押し下げられて株価も下落するだろう。

…今朝のワールドニュースで、シンガポールのニュース番組がインドについて細かく話していた(なぜなのか気になる。いつも鋭い視点のシンガポール)。去年、インドはトランプに優遇措置を撤廃された。それ以前より不動産市況・自動車輸出etc,の国内経済が落ち込んでいたこともあり、トランプでより一層経済悪化が奈落の底に。大底は過ぎたインドだが、もう一度米に優遇措置を復活してもらえるならば、再び米への輸出を増やしていく、と他力本願なインドのトップ。「特別対応、米とのFTAが欲しい」と言ってのけるということはまだまだ苦しいのだろうな。(インドは核保有国。)

…米ポンペイオ国務長官「世界各国で中国を抑え込もう」キャンペーンvs中国「英へ報復する」

加・豪に引き続き、英へも感情攻撃な中国。流れ的には、

①7/1の、中国による国家安全維持法施行への抗議の形で、英は「香港への犯罪人引渡停止」を決定。

⇒②中国怒る

⇒③英が5G周辺機器マーケットからファーウェイを排除した

⇒④中国「必ず英に報復・反撃するから」と宣戦布告。

…これはもう、何かへのきっかけ・始まり・狼煙としか思えない。要注視案件。9月~12月までの流れで、何が起こるか。

…国内ニュースで永田町ネタ。内閣改造人事案を来月中旬以降に出す、と。解散じゃあないのか…。

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#7

2020-07-21 07:37:33 | 日記

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当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 中央銀行の信用不安が高まってくると、財政クラッシュ懸念からの高級宝飾品の需要が高まる、という事が今回のコロナで実証された。

今の金塊マーケットは Made in China による精巧な偽刻印金塊が大量に出回っているので、安全安心なのはやはりバブル全盛期(~1991)に屈指の有名宝飾ブランドで創られた、商品番号と鑑定番号が明記されている鑑定書付き(割印、捺印有)の、一点もの・オーダーメイドの宝飾品のように思う(Made in Japan の宝飾品)。もちろん、GIA・GGのサインと印鑑が必須の鑑定書でね。

昨今、テレワーク推奨で印鑑がいらなくなるビジネス環境となるらしいが、宅急便の置き配が盗もうと思えば簡単に盗めてしまうように、悪用も横行しそうだな。ズームのように闇取引で売買されるぞ、企業秘密が。サインが書き換えられて連帯保証人、みたいな危険が潜んでいるぞ。実印文化は実は一番手堅い防衛手段。なのに、「電子署名証明書なしでも有効」とした政府。…裏に何かある。

 

  • インドネシア中央銀行がとった禁じ手のマネタリゼーション(国債の買い手の4割は外国投機筋。なので、通貨ルピーは実は恐ろしすぎる通貨なのだ(外国人に国の運命を預けているという事)。ちなみに日本国債の外国人比率は9%だと7/20付日経3面の記事に書いてあった。)に続き、ちらほらと話題に上る各国中央銀行の信用リスク問題。投機筋はマクロ経済を見ている。コロナ下での低金利政策は、銀行等の金利(利ざや)で稼いでいる業種にとっては枯渇問題だ。

今回のコロナで、絶叫マシンのフリーフォールのように金利が実質ゼロにまで落とされ、なおかつ与信で顧客に金をバラまけと中央銀行から命令された銀行団。タームプレミアム0.1%の付与だけでは納得いかないだろう。案の定、銀行の新規貸し出し量が減少傾向となってきた今の米銀行。個人の預金量が過去最大ペースで増加しているのに、銀行は貸し渋りしだした。ヘッジファンドのキャリートレードになんて、絶対に貸さないだろう。故に、投機筋ヘッジファンドが運用難となる。そうすると、ヘッジファンドは3月のように、また手元のポートフォリオを現金化せざるを得なくなる。FRBが、BRに丸投げした社債やCPのハイイールド債商品やらが換金売りされ、それでもマーケットの急降下に付いていく体力のないヘッジファンドは淘汰されてゆく。=銀行の焦げ付きが発生してクレジットクランチ云々。貸倒引当金は十分にあると言っている銀行だが、追加で損失計上もするとも言っているが、中央銀行は株価を買い支えられるか?…今の中央銀行は自国企業の株価を守るためだけに動いている。

中国政府は、保険会社が持つことのできる金融銘柄の株数上限を引き上げている(これが昨日の上海上昇の因)。官製相場で自国企業をしっかり守っている中国(外資(GS)に乗っ取られないように。でも地方は助けないと昨日明言した中国政府)。この出口政策は、「宴の終わりは、中央銀行が酒を取り上げるところから始まる」という最近のマーケットのキーワード。…故に、この今の中央銀行のなりふり構わず国債買いオペするさまを冷静に冷めて眺めているのが、史上最高値圏にいるGOLDだ。隈なく国債の動きを注視しているように感じる。1800ドルを割ってもすぐに押し目が入るNY金。今はダウよりもSP500よりもアルゴリズムに惑わされていない。「ナスダックvs中国の科創板」という構図が立ち始めてから、米銀行のクレジットクランチリスクが顔をのぞかせているが。ここ最近のVIXの急低下は、今のマクロ経済を見て見ぬふりをしている。ハチャメチャだ。

<今日の始値予想>

・1482:米債ヘッジ:2520円

・1552:VIX短期:10180円

・1679:NYダウ:25330円

・2561:日本国債:2737円

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#6

2020-07-20 07:46:36 | 日記

おはよう御座います。

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<今日の私的材料>

①~海外投機筋はいつも日本株を弄んだ後に、振り返らずに去っていく。

…近い将来のリセッションで、”身動きが取れない”という悪夢に出くわさないよう、何をリスクヘッジで持っておくべきか・捨てるべきかを常に、絶えず、情報の選別眼を鋭く。

…コロナの終息が全く見えない今。コロナへの不安度合いは”経済不安指数”として原油価格・食料価格などコモディティにも現れてくる。コロナによる経済活動の低下具合で原油在庫も変動する。故にCFTCの原油在庫量や世界の天気は要チェックだ。(コロナのワクチン開発の次の材料としては、ワクチンの副作用問題が来ると見る(少し先だが)。)

…とりあえず、目先は国内コロナ患者の増加数と全国の波及率、陽性率。そして、米中関係の激化具合、方向性を注視だ。

…それにより、中国のGDP成長率はこれからジワジワと低下していくと見られる。いずれ中国は資本不足に陥るだろう。そして、衰弱していく($がないと中国は油も銅も鉄鉱石も、そして技術も買えないから。故に、ドルがなければ(元手がなければ)中国の世界制覇(通貨制覇)は無理なのだ。)中国は今まで、香港で$を調達してきたが故に(=香港金融センターが$調達のゲートウェイだった)、7/1に国家安全維持法を施行した中国への、米の香港優遇措置撤廃は中国を衰退させていく事となる。

⒈中国の技術力は外国頼み。外貨頼み。(外国の力がないと、部品(ニッチグッズ)を自国で作れない中国。)⇒故に、日本はIT産業の全ての部品グッズを国内で作ることができるので、強い。

⒉外貨準備高のほとんどを、借金で賄っている。&外貨準備高は減少傾向にある。(米債保有を減らしてGOLDを積み増していると見られているので。)

…米との(イルミとの)持久戦(覇権争い)においては、資金力も、経済力も、個人の消費力も、軍事力も、全てにおいて米に劣っている中国には、シンプルな形での勝ちは見込めないのである。⇒中国利権に群がる米民主が政権を取ったとなれば逆転劇だが。(バイデンが勝利したならば、米民主党は親中・反日なのでジャパンバッシングの再来となるだろう。そして、日本の存在を不利にしていく。)

②故に。中国市場に頼りきりのEU圏輸出(特に自動車)も、衰退の道を辿るのであろうか。(現在、中国政府はEU産自動車販売時に中国政府の補助金をつけて、値引き販売している。)

…メルケル独首相の花道にしたいと復興基金合意を頑張るラガルドECB総裁だが。EU復興基金はほぼ合意の確率はないと見て取れる。7月もあと11日しかなく、次回のECB理事会は9月だ。期待からの史上最大のユーロ買い積み増しな今、ユーロ$1.1413あたりだが、1.08や1.09台までのユーロ急落がもしあるならば、$急伸⇒故に円急落だろう。

…GO TOキャンペーンのキャンセル料の補償検討、というニュースも出てきた。マクロを見る海外投機筋には永田町のきな臭さと合わせて、どう映るか。

・UAEの火星への探査機の打ち上げが成功したと。(三菱重工のH2Bロケットに乗せて種子島から発射。恩が売れたな)

 

<今日の始値予想>

・1482:米債ヘッジ:2520円

・1552:VIX短期:10600円

・1679:NYダウ:25600円(トランプが更に210兆円規模の追加緩和を決めたというニュース)

・2561:日本国債:2742円

 


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#5

2020-07-17 08:07:19 | 日記

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<今日の私的材料>

  • ファーウェイを含む中国5社の製品との契約を結ばないとした米政府。1年前に国防権限法の第一段階として直接取引を禁止しているが、今回は強硬ではない印象だ。これが今日のダウ・ナスダック下落の要因だろう。(昨日の上海総合の大幅下落はSMICの本土上場というイベント通過感か。中国6月新築住宅上昇でのインフレ抑制介入操作ではないとみるが…)

 

  • ゆえに、6ヵ月先の景気先行き見通しが低下してきている米。リスクオンでの$上昇でも、先行き警戒感が残っている昨今だ。しかし、過剰流動性資金がジャブジャブなのだから、狭いマーケット内での”銘柄ローテーション”は必然となるだろう。決して”勝ち組負け組”の二極化ではないと見ている。

なので、大きく売られたら、大きな買い場だ。結局は、取引所が例え10年閉鎖となっても、無事に生き残る銘柄を買え、という事。

 

  • 「成長株を買って、バリュー株を売る。バリュー株を買いながら、成長株を売る。」な、Mixing相場な今。銀行屋と海外投機筋の手口だ。新興市場は賭博場か。そろそろ、そろそろ危険なマザーズ。日本に投機資金が回ってくるのは8番目なので、回収の足もとても速いだろう。

中国の統計集中日だった昨日も、6月小売が市場予想を下回った個人消費懸念よりも、SMICの中国本土上場が上海総合を押し下げた因なのだろう。(SMICは米政府職員年金基金のポートフォリオから外された&ナスダック上場撤退)イベント通過で投資家心理を読むBR。

 

  • マーケットのストーリーとは、期限付である。バブル崩壊系ハードランディング的ストーリーが失敗に終わった事を糧に、今回は胴体着陸ではなく、視聴者参加型盆踊り会場的ストーリーを持ち出してきた各国中央銀行だが。

米にはやり返せないが豪と同じく英にも嫌がらせをしてくると見られる中国の、その手法、アクション次第では、盆踊り会場を設営したBR町内会は盆踊りに夢中な庶民をざっくざっくと刈り取り、多利を回収するだろう。(英米(イルミ)が庶民にタダでお金をくれるはずがないのである。コロナ失業給付金とかいつか回収される。)

まあ、英は原発・電力を中国資本に依存しているので、この辺りの日本企業の動向も要チェックだ。

 

  • 回収といえば、この間の原油マイナスというどこかの仕掛けで、米シェールoil企業が被った損失を、米BRはどういう手法で復讐していくか。

 

  • そして、戦争をチョイスしなかったトランプに業を煮やしたイスラエルの、イランへのちょっかい攻撃。⇒乗ってこないイラン。

 

  • ロシアのサイバー攻撃に対し、米英加が団結し主張を始めた事 etc.

…ゆえに、皆、日々学んでいるのである。なので巷で囁かれている”歴史の転換点”などは来ないであろう。株安債券安通貨安のトリプル安になっても、”GOLDが君臨する時代”などというのは野望家の足がうっかり地に着地してしまっても、来ない。だって全てはBRに操作されているので。100人会議によって。

…そして今夜はそんなBRの決算発表だ。世界のTop of 中央銀行は、FRBでもスウェーデンでも、ダボス会議でもない。1年に1回南アフリカ共和国で開かれる100人会議である。その冷徹な「チーム100人」に、下克上ゲームを仕掛けている存在の受ける仕返しとはいかに。

 

<今日の始値予想>

・1482:米債ヘッジ:2520円

・1552:VIX短期:11430円

・1679:NYダウ:25520円

・2561:日本国債:2739円


よろしくお願いいたします。