暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#552

2022-08-26 09:58:16 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュースをもとに、今後の相場を予想するブログです。


〈今日の私的材料〉

  • 滝澤伯文さん。

…「英は、第一次世界大戦からスエズまでに米から受けた、溺れる犬が棒で叩かれるような仕打ちを絶対に忘れないと思う。長年忠犬のフリをして米に従っているが、ヘッドレス民主主義になった米の特別主義者を諭して、中露との勝てない戦争へと誘い込む。そして米が撤退すれば$の覇権が終わる。混乱の時代、英は得意でしょ」

「大陸欧州と英は、斜陽の米の”自分探し”に迎合しているフリをしているが、ちゃんとその先を考えているはずで、”米の駒”として使い切られる路線の日本とは違う。まあ戦後の全てが米の掌の上(お金を払って保護してもらっていた、何も考えない他力本願)にいたのだから仕方がない。起きることが起きて、そこからの再スタート」

「水を支配したものが下界を制する。中国がチベットを取りに行ったのはこの動機なのだろうが、いずれ日本の水を支配しようとするのは必然として、水を取られるだけでなく土地まで取られたら日本人は住むところが無くなる」

(パワーバランス戦が)意外と面白い理由は、あまりにも弱くなったプレデターと強いインディアンの戦いが娯楽として丁度良いこと。英よりも早く北米を支配したのに『毛皮だけが目的』だった仏は、最終的に覚悟して移民してきた英国勢に北米支配で負けた、という史実が忠実に今描かれているから」


よろしくお願いいたします。


株価予想日記#551

2022-08-25 10:06:28 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • NYホリコさん。

…米マーケットも日本同様、ジャクソンホール一色(日本時間明日23時パウエル会見)。タカ発言ハト発言どちらもありえるし、両方言ってくると見られているので、∴マーケットはどう反応すれば良いかわからない、何とも言えない位置にいる今。

→ジャクソン前(22:30?)に米PCE(個人消費支出)(色々な思惑がある)があるし、ジャクソン通過後にはCPIや9月FOMC等、諸々の経済指標も控えているので。

→∴ヘッジファンドの11月決算前の節税対策の売り(&利益出た分を配当に回さなければならないので、それを避ける為にも実益を出さない)、&投資信託etc. の決算も近いので。=マイナスの材料に反応しやすい今のマーケット。

※配当対策での”実益を出さない”動き(売り)は例年9月頃から始まっていたのだが、周知の事実として皆に知られてしまったので、ここ10年位は8月から売り始めが出ている。

…ホリコさん「(『間違えた』とか)色々言われているが、歴代FRB議長の中で最も評価している」

→自らがヘッジファンドCEOだったので、マーケットをよく理解している/一番知っている。「こうやらなければ大変なことになる」すべて考えの上のパウエル議長。

→CPIなど遅効性指標ではインフレピークは未だ出てきていないが、先行指標はピークアウトを示しているので、∴「いくら引き締めをやってもインフレ圧力は下がらない、という事が分かったので、ジャクソン辺りからガーっと(引き締め)をやってくると見ている」

…「今のマーケットは数か月前の遅行指標で動いているので、∴まだ”実数”が高い状況にある、というだけ(追いつくのに9か月くらいを要するので)。も、その”9か月間”でマーケットは耐えられなくなると見ている」

…バイデンが学生ローンの返済救済案を出しているが(1万$の減額案。2000万人に対し丸々返済額をゼロに、という案)

「極めて不公平。ちゃんと支払いを終えた人が激怒している。この法案がもし通るようであれば、もはや『米』ではないので。米の今後は危ういのではないか」

「中間選挙対策にしても、これはいくら何でも…感。”怒りを買う”という所まで頭が回らなかった民主党、ということ(=余裕が無いと見て取れる)

→も、現況では支持率を巻き返してきているバイデン政権:民主党。(米国連邦控訴裁判所は6月に、女性の妊娠中絶権を認めた判例(1973)を破棄→7/20にジョージア州で妊娠中絶禁止法が施行された。これで支持率UPしたバイデン)

→「米マーケットにも変化を与えている。民意も更に変わりそう」ともホリコさん。

→も、銃保有支持派のトランプのおかげで、中間選挙はやはり共和党が強いと見られている(米人は銃を奪われることに猛烈なアレルギーがあるので)。

→やはりトランプは強い、と(=オッズ通り共和党の圧勝となるか?(民主・バイデンの支持率⇑ムードが11月まで持つかどうか))

…8月・9月FOMCを乗り越えれば、年末(11月中間選挙以降)は安心して良い時期となる。来1/4から課税も始まるので、必ずどこかで1回大幅下落はあると見ている。その直後からラリーは始まるか(『9月終わりか』)


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株価予想日記#550

2022-08-24 09:06:16 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 〈Gold Riverさん〉~8/23.17:00

…「低インフレ時代は終了」

①PIMCO Capital Group(最大の債券ヘッジファンド)

          • 世界の中央銀行がインフレとの闘いで長期的な勝利を収める、と見込む市場は誤り。
          • インフレ率がピークから鈍化するとしても、以前のような物価安定が戻る可能性は小さい。
          • 2%目標を大きく上回るインフレ環境が続く。
          • 過去20年のグレートモデレーションは完全に過ぎ去った。

②Union Inbestment

          • Fedの利上げ停止が早すぎ、結局はインフレが再加速して、再び利上げをせざるを得ないリスクもある。

③Capital

          • 労働市場には世界的にタイト。インフレの急速鈍化の為には大規模リセッションと失業率上昇を容認する必要がある。

…ジャクソンホールでパウエルがウォーミングアップ的にタカ派なことを言うだろう、とマーケットに読まれている今週前半ですが。

9月FOMCも「0.75%利上げ」<「0.5%利上げ」となると見ている参加者が多い

昨夜ユーロPMIそれぞれはそんなに悪くは無かったようですが。それでもパリティ割れユーロ(伊国債の激売り浴びせで)

∴EUに釣られての金利上昇からの$高な今。まだ逆イールド継続の米10年・2年債利回り。

英も「スタグフは続く」とイングランド銀行が(も、スナク前財務相が減税を言い出してきた。→でも赤字国債を発行するだけ)


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株価予想日記#549

2022-08-23 09:34:05 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 今週、習がサウジ訪問予定?(5月にサウジが招請していた)

…8/18ストックボイス:エミンユルマズ。

エミンは「習は戦争に対する準備か」と言っていたが。

          • 直近で、イスラエル(中東を牛耳りたい?)とトルコの首脳が電話会議を行っている。パレスチナ問題etc. で外交関係が悪化・対立していたが、「外交関係を完全に回復させる」「4年ぶりに大使を復帰させる」「経済・貿易・文化の拡大の安定強化」とイスラエル首相府。→トルコ、突然の利下げへと(ロシアよりNATOを選んだトルコ?(資金調達できた?))。 ~8/11英ガーディアン紙・東亜日報
          • 日経オンライン「米国がサウジにミサイル売却承認、4000億円、防空支援(サウジはイエメンのフーシ派対策で)」→この時の訪問で、バイデンはサウジに原油増産を要請していた。→も、7/15バイデン訪問時には塩対応だったサウジ。打って変わって習を歓迎する準備が盛大に行われている、と8/11英ガーディアン紙。

…中国人民銀行は8/22に、実質的な政策金利となる1年物(金融機関が企業に融資をするときの利率)の最優遇貸出金利を0.05%利下げし、3.65%とした(中国政府は、不動産ディベロッパーの売却済み&未着工分譲マンションetc. も救済するとした。290億$貸付模索)(住宅ローン適応の5年物も0.15%利下げして4.3%に)

→「QEはコロナ禍での景気後退懸念へのテコ入れと見られているも、効果があるかどうかは不透明な状況」と8/22NHKニュース(中国も少子化な今、その救済の財源が疑問視されつつあり、習に不利)

→∴8/22中国上海外為市場の人民元は、対ドルで下落。通常取引の終値(日本時間17:30)が、前週末比0.43%安の1ドル=6.8384元。2020年9月以来の約1年11ヵ月ぶり安値水準(8/22朝に、人民銀行が対ドル相場の基準値を1ドル=6.8198元にした。前週末比0.2%の元安)

  • 「弱気になるのは尚早か」~日経ヴェリタスP16:SMBC日興証券:吉野豊氏

…米SP500やナスダックetc. 米の主要株価指数は今年初までにつけた高値で中勢天井を打ち、中期的には調整局面へ入っている可能性が高い。だが、年初からの金利上昇と米株価指数の下げは6月半ばまでで一巡した。その後、10年米国債利回りは2020年3月(コロナパンデミックショック)の大底打ち以降で最大幅の反落が生じ、米株価指数では年初来で最大幅の反発が生じており、反騰局面へ移行したと見られる。

一般に、長期間の景気拡大と株価上昇が続いた後で迎える本格的な調整局面は、まず金利上昇に伴う株価下落局面があり、金利上昇と株価の調整が一巡した後、中間反騰を経て景気や企業業績の悪化に伴って株価が再度下落する、というように”2段下げ構成”となることが多い。金利上昇に伴う株価の最初の下げ局面は「逆金融相場」、景気・業績悪化に伴う株価の二段目の下げ局面は「逆業績相場」と称される。

主要株価指数の6月半ばにかけての下げは「逆金融相場」、6月半ば以降の反発は「中間反騰」と考えられる。米国の利上げが続く中、株式の先行きに弱気の見方が多いが、年内の利上げの織り込みが進んで米国株も年内は意外と強い反騰が生じる可能性があるだろう。ただ、高値を抜けずに二番天井を打った後、来年には「逆業績相場」へ移行し、再び下げが拡大すると見られる。

日本では緩和的な金融政策が続き、日経平均株価は昨秋の高値¥30,670からの調整も限定的なもので収まり、2009年からの中勢上昇波動は継続していると考える(2003.4/7:¥7,807・2012.11/23:¥8,661)。日経平均は3月の安値¥24,717で下げ止まり、底割れせずに下値固めを終え、3月末の戻り高値¥28,252を上抜いて上昇基調へ転換したことが確認された。¥29,280辺りが当面の上値抵抗となるが、いずれ昨秋(2021.11/22らへん?ナスダック史上最高値)の高値を上抜いて年内に¥32,000前後まで上昇する可能性がある。

※日経平均直近安値。2022.3/9:¥24,717・2020.11/6:¥24,325

  • 昨夜MX:WORLDMARKETZのブーケ・ド・フルーレットまぶちさん。

「米ISMが50を割っていないので年内は上昇すると見ているが、来年はやはりどこかで底を付けると見ている」

  • 〈小菅努さん〉~8/23.8:00

…「原油は中国需要不安で売られ。OPECプラスの政策対応警戒で買われ(”減産するぞ”と脅してきた昨日)。中国の(猛暑による電力ひっ迫による計画)停電は”火力発電需要期待”ではなく”景気減速懸念リスク”として消化され」

          • OPECプラスはどう動くのか
          • イラン核協議はどうなるのか(バイデンが支持率欲しさにフェイク的な材料を発信してる(多分無理なのに))

→強弱入り混じり錯そうするマーケット。「今夜も乱高下は継続すると見られている」

※GOLDは、ユーロドルのパリティを見ながらの⇓。→∴”有事の買い”<パリティ($インデックス見ながらのGOLDな今)

  • 〈zerohedge.jpn〉~8/23.9:40

…「ロシア、火曜の国連緊急会合で、ドゥギナ暗殺事件を提訴へ」(ドゥギナ…プーチンの”頭脳”と言われているディーガン氏の娘。ディーガンの車に仕掛けられていたと見られる爆発物。→娘が父の車を借りた時に事件が起こった)

…〈滝澤伯文さん〉

「ディーガン氏の娘の暗殺でのロシア当局の発表と氏の声明。日本には関係ないと思っているのは間違い。ロシア次第で戦火は世界に広がる」

&「露は敵対する欧州へはルーブル決済を強要しながら、G.S.とのエネルギー取引ではルーブル以外の(G.S.の)通貨での決済をプロモート」

「一方、中国はアフリカ諸国への債務を軽減し、欧米の”植民地経営と米国ドルの強制”というやり方の真逆へ。G.S.を西欧呪縛から解放する戦略の中露」


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株価予想日記#548

2022-08-22 08:55:54 | 日記

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〈今日の私的材料〉

  • 〈恐慌のカナリアさん〉~8/21.5:38

…「米国のホーム価格、リーマンショック並みの下落を引き起こす予兆あり、との話(zerohedge.com "Why Home Price Haven't Crashed Yet")。もしそうなったら、株式やクレジット市場はかなりシュリンクするだろう。足元の株やクレジット相場がそれほど下がらなかったのは、不動産、特に土地の価格が落ちなかったことによる資産効果が大きい」

「米国株はRSIもMACDも高温警戒感からの調整局面を示唆している。クオンツ的にはどう見ても売り局面」

&中国:北京での預金引き出し騒動について(北京市民が金融危機に敏感になっており、銀行に行列ができている)、「今までは一部の地方発の騒ぎに留まっていたものが、徐々に都心に波及していく様子は、あまりよろしくない。早々に当局がサポートを検討すると思うが(8/22:中国人民銀行.最優遇金利発表)、この現象は、ひいては習政権に対する(国民の)信頼感の低下の表れでもあるという見方もできる」

〈ISJさん〉「中国政治を読む上で重要な北戴河会議(今年は5年に一度の党大会が秋にあるので特に大事)が一昨日終了したとの事で、入ってきているこぼれ話によると案の定、核心が長老陣(江沢民・朱鎔基は恒例のため欠席。胡錦涛・温家宝が中心)。+李克強(北京派閥)陣営からかなり糾弾された様子の習」

=「中国政治はソースの無い場合が殆どなので、複数の識者解説を参考にしていくしかない」~8/21.石平さん

※来月中旬の上海協力機構の会合(ウズベキスタンで開催)で、習とプーチンの対面会談が予定されている。

=「6月と一緒で、悪いニュースが出てももこれ以上反応せず(”Bad news is goodnews”だった6月7月の相場)、下に伸びないなと思った時が買い時」

→「バフェットは”リセッションは来ない、もしくはソフトランディング”と確信しているのだろうか。そうでなくてはこの一手は考えつかない」

→「バークシャー、オキシデンタルの株式最大50%の取得目指す」~ブルームバーグ

8/19NY:

              • ショートカバーの限界?全面安。
              • 金利急騰→債券売りで流動性がさらに悪化。

→OPEX(option expire date)でオプションの動きもあり(裁定取引で波乱のマーケットに)

〈恐慌のカナリア〉さんがNick Reeceをリツイート。「SP500投機筋のネットショートポジションは、過去1週間(火曜まで)に増加。過去10年間で最大のネットショートポジション」

〈Masaさん〉「色々な投資家調査があるが、様々な理由から調査結果が実際のポジショニングと一致しているとは限らない。7月のBofA(バンカメ)/FMSでの記録的な物国弱気アロケーションが話題となり、そこから上昇相場に勢いがついたことは記憶に新しいが、今回の上昇過程でどれだけ実際のポジションが変更されたかは分からない。ダマシも(ヘッジファンドのアロケーション回答とインフローには大きなギャップがある)

「ジャクソン・パウエルで、SP500:4079の最重要サポートまで下げてくれれば、ショートカバーの好機」とも。

+欧州金利高(天然ガス再急騰高値などなど。⇓)の影響で、米国債も売られてしまった(英CPIショックの様相を引きずっているし)。∴OPEXに大きな動きがあったことで、バフェットが動いた。

〈Yuto Hagaさん〉「英:電力価格、”一部専門家の間で、来年4月にも年間600ユーロを超える予想”。”(9/5英保守党新党首承認)実現なら、現在の1971ユーロから3倍に”」

「英は経済の冬を迎える」と米メディア・投資銀行。

→〈コブラさん〉「世界各地で天然ガス価格が高騰。欧州の天然ガス価格を原油換算すると、なんと410$相当。独の電力料金はMWhあたり500ユーロ以上に跳ね上がり、新記録を達成」

→〈恐慌のカナリアさん〉「欧州はしばらくダメだ。エクスポージャーはしばらく控えよう」「ドイツが欧州の景気後退の引き金を引いた」


よろしくお願いいたします。